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他人に一度騙されると、人を信じられなくなることがある。しかし、苦しいときこそ人の優しさ、誠実さが心に沁みるもの。投稿を寄せた60代女性(東北/年収750万円)が住む町には、「地元の野菜農家の直売所で1個100円の野菜を売ってくれている野菜農家のおじさん」がいるそう。
そこは、野菜を1つ買う度に「賽銭箱に100円を入れるシステム」だった。あるとき、小銭入れを落として半ば諦めていた女性だったが、「直売所に落とし物と記入された」女性の財布があったのだ。(文:長田コウ)
「農家のおじさんが、置いててくれました。誰も盗まない町内の方々。本当に感謝しています。農家のおじさまに気持ちの寄付をしました」
「正直かなり、ダメージは激しいです」
地元住民の誠実さに心を打たれた様子だが、しかし女性は以前、詐欺被害に遭っていた。「2300万円のSNS振り込み詐欺」だったそうで、心境をこう明かしている。
「私の大バカさに本当に毎日落ち込み思い出すたび、3ヶ月間泣いていました」
警察に被害届を出したものの、「戻る可能性なし」と言われているそう。未だ、女性の中で葛藤は続いているようだ。
「それでも、立ち上がり絶対に前を向いて生きます。二度と同じ失敗はしないと心に決め、また貯蓄に励みます。正直かなり、ダメージは激しいです」
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