急いで「通勤ルート」を探すも見つからず、焦りは募るばかり。翌日には「友人との日帰り旅行」を控えていたというが、それどころではなかっただろう。
それでも友人との約束を反故にはできなかったのか、出発前の「朝3時」に警察署に赴き、「免許証紛失届と遺失物届」を出してから旅行に行くことに。するとここで思わぬ幸運が舞い降りる。
「たまたま警官の友人の同期がいて、同情して金を貸してくれた」
友人のよしみに救われた男性。それでも給料を失くしたショックは大きく、旅行先では「友人にぼやきながら寺社参拝」をした。藁にもすがる思いだったのだろう。すると、まさにこの時、思いがけない知らせが舞い込んできた。
「(財布が)届いた知らせと謝礼はいらないという連絡が来た」
給料がそのまま男性の手元に戻ることになったわけだ。こうして幸運や人の温情に立て続けに恵まれた男性が、「神仏はいる」と感じたのも無理はない。四半世紀経っても忘れられないだけはある、まさに奇跡のようなエピソードだ。
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