販売・サービスの仕事をする30代の女性は「学生時代、少し使いすぎたときに軽い気持ちでリボ払いに変更した」という。リボ払いにするとポイント進呈などのキャンペーンもあり、変更の後押しになった。
「毎月引き落とされるのになかなか完済できず、まだ?まだ?と疑問を持ちながら、結局社会人になって一括返済しました」
女性は「リボ払いがまさかこんなに恐ろしいとは思わなかった」と心境を綴った。
技術職の40代女性は、過去にブランドのバッグを購入し、リボ払いで1年かけて完済した。その経験から、「次も完済できるだろう」とまたリボ払いにしてしまったという。その結果、雪だるま式に増え、複数のカードでリボ払いをすることになった。
「最終的に支払い残高が500万円ほどになってしまいました。月20万円ほどの返済で、元金数万円…」
その後、まとまったお金が入った際、一気に完済した。それ以降、カードのリボ払いは使っていないという。
どちらの女性も軽い気持ちでリボ払いに変更したことがきっかけで、リボ地獄に陥っている。また一度完済した経験があるならリボ払いの敷居が高くなくなってしまう。気軽に利用した結果、残高が膨れ上がってしまう人も少なくはない。
「安易に何枚かのカードを全部リボ払いにしたら4年くらいで支払い残高が300万」
事情があってやむを得ず、という人もいる。技術職の30代男性は、病気で休職中に利用した。引っ越しなども重なり、「3か月であっという間に80万円ほどになった」と明かす。ほかにも、
「異動になってから給料が2万円落ちたため、リボにせざるを得なかった」(40代女性/販売・サービス職)
「仕事を独立して必要なものをそろえるのにまとまった金額の出費になり、初めてリボ払いに設定。安易に何枚かのカードを全部リボ払いにしたら4年くらいで支払い残高が300万くらいになっていて本当に困りました」(50代女性/販売・サービス職)
キャッシュの用意ができないときなどに、リボ払いに頼ったという人の多く見られた。技術職の60代女性は、「簡単に借金できてしまい、そのことに当人が気づきにくいという危険なシステム」と評する。気軽に利用できても、高金利の借金を抱えているという自覚を忘れてはいけない。
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