保育園児と小学生を育てている30代の女性は世帯年収が1200万円ある。やはり「お金があることをばれないようにするのが大変」と語る一人だ。
「あまり高級なブランドバッグなどは持たないようにしています。自慢するようなところに行く機会もありませんし。みなさんが考えるより年収1000万円は慎ましやかな生活ですよ。何しろ税金でがっつり持っていかれてしまいますから…」(千葉県/30代/その他)
ブランドバッグをはじめ、身だしなみでその人の生活水準がおおよそわかってしまう。冒頭で紹介した女性と同様に、年収が1000万円あっても贅沢ができないからこそ、持ち物も控えめにしているのかもしれない。
世帯年収1200万でも「フレンチは無理。ファストフードが定番」
さらに女性は、年収1000万円の生活水準についても言及している。キャリコネニュースが配信した「世帯年収400~500万の暮らし」の記事について「世帯年収1200万円のわが家も同じです」と断言する。
「回転寿司は年に3~4回、フレンチをはじめとした高級レストランは、まだ小さい子どもがいるので雰囲気的に行けないというのもありますが、年に1回行ければいい方です。食にこだわりがないので、ファストフードを頻繁に利用しています」
世帯年収が1200万円あっても、寿司店や高級レストランには行かないのは意外に思える。
そして、「税金が高いので、手元に残るお金はそう多くはありません。税金がもっと低ければ贅沢できたかもしれません。生活に多少の余裕を持たせるには、ある程度節約しなければ難しいと思います。何にお金を使い、何に使わないか、そのメリハリは年収1000万円あっても必要かと」と、節約している現状を綴った。
贅沢をしていなくても、その暮らしぶりが他人にわかってしまわないように気をつけている、といったところだろうか。世帯年収が高い人ならではの悩みなのかもしれない。
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