流通・小売系の会社に勤務する男性の年収は1300万円。だがパチンコとパチスロにおける生涯収益は、「約6000万円」にもなるという。まさに強運の持ち主だ。
そんな男性は「私は16歳からパチンコを始めて以来、還暦を過ぎた今でもやっています」と過去を振り返る。
「私が10代の時は、手打ちパチンコの全盛期でした。そのため地方にたくさんの小型店舗もあり、打つ台には困りませんでした。よく行っていたのは客の多い夕方から20時の時間帯です」
1店舗につき1台を打ち終えると別の店舗へ移動し、「店員に目をつけられないよう、ひっそりと1店舗で約8000円の収益を上げていました」という。さらに、
「大学時代は沖スロ(沖縄県向けのパチスロ。沖縄以外にもある)の全盛期。打ち子を組織化して毎日80万円ほどの収入を得ていました。この時期は投資も派手でした。社会人になってからは路線をスロット1本に絞ったものの、デジタル化された最新機種には歯が立たず……。結局は遊び程度の付き合いでした」
「仕事が休みの日はパチンコで1日の回収目標額は30万円」
その後、男性が50代を迎えたあたりから、パチスロ業界では伝説の5号機と呼ばれる人気機種が登場。男性は「面白くなり始めたスロット黄金世代」という。
「仕事が休みの日は1日の回収目標額は30万円。実際それくらい収益を出していました。今までの収益を年代別に推測すれば、10代は約400万円、大学時代は3000万円弱、社会人以降は2000万円強です」
さらに「生涯収益と労働時間を計算して打っている訳ではないので、価値判断は生涯を終える時にするつもりです」と述べている。
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