メーカー系の会社で働く神奈川県の50代男性は月収92万円。年収ベースでは1000万円台と4桁になる。しかし、自身の生活には、
「大きな贅沢はできない。それでも普段の生活でお金を気にすることはないからほぼ満足」
という。手取りは月55万円と、約40万円の控除となるため、「額面の年収でイメージするほどの生活ではない」という。
個人事業主の大阪府30代男性は、それ以上に切実だ。月収は500万円だが、手取りは300万円。その大きな開きに「頑張れ頑張るほど、努力すればするほど税金が高くなることに不満」と憤る。
また「ガツガツと働くことに対して、マイナスなイメージを持つ人が多い」という社会の風潮にも難色を示す。そうはいっても、
「大好きな仕事に打ち込める。それに伴い収入もついてくることは満足」
としている。
「贅沢を言えば『もう少し不労所得が増えると良いね』と妻と話しております」
会社を経営する神奈川県の70代男性は月収180万円。詳細については、
「会社経営のほか、賃貸業と顧問契約と副業で、手取りの年収が1800~2000万円です。そこには年金も含まれます」
と綴る。また現在は出社と在宅勤務を併用しているが、稼働日数は週1~2日と高コスパを実現。そのため「妻と平日にランチしたり、デパートで買い物ができたり」と時間的な余裕が持てることに満足しているという。
そんな男性だが、現在のような生活ができるようになったのもここ数年のこと。66歳で退職するまで外資系企業に勤務していた。当時の年収は2000万円。加えて毎日の帰宅も21時以降だったことから「妻との時間も取れませんでした」という。
幸いにも男性は起業で成功したことで、ライフワークバランスも高められた。しかし「贅沢を言えば『もう少し不労所得が増えると良いね』と妻と話しております」と貪欲な一面も。また
「コロナで今は自粛していますが、この先も旅行を楽しみたいです。無理のない範囲で仕事も続けていきたいと思っています」
と書いている。
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