メーカー系の会社で働く徳島県の30代男性は「世間が考えるほど余裕はない。子どもがいれば自分に使うお金もない」という。また、個人事業主の東京都の40代男性も
「満足しているところはありません。3人も子どもがいるので、今の収入では逆に足りないくらいです。税金も高いですから」
と現状を明かす。
公務員の愛知県の40代男性は「子どもを私立に通わせていますが、補助金があまりもらえず不公平だと感じています」と憤る。IT・通信系勤務の千葉県の40代男性も「この世帯だと子ども関係の手当てなども、ちょうど打ち切られます」という。男性の場合は、数年前に比べて手取りも減っていることから「余裕はありません」と逼迫した状況も述べている。
「車は2台所有。年1回の海外旅行と、年2回の国内温泉旅行」
都内の40代男性(IT・通信系)は「子ども3人なので余裕はない」という。とはいえ「ストレスなく好きに暮らせている」と特に不満は感じていない様子だ。別の読者からは
「子ども2人のしたい習い事をさせてあげられる」(30代女性/大阪府/流通・小売系)
「3人息子ですが、まだ小さいので余裕があります」(30代女性/愛媛県)
という声もあった。子どもの年齢によっても違う、ということだろうか。
教育・保育系の東京都の50代男性も「それなりに余裕はあります」と明かしている。すでに住宅ローンは完済しているといい、
「車は2台所有。年に1回の海外旅行と、年に2回の国内温泉旅行を続けられています」
と年齢相応の理想の暮らしを送れているようだ。
事務・管理職をする岩手県の50代男性も「余裕は感じている」という。ただ、老後の生活など将来的な不安も常にあり、できる限りは現在の収入から貯蓄に回したいと考えている。そうはいっても、
「やはり税金などが高いので、なかなか貯蓄に回らない」
とのことだ。年収1000万円クラスとはいえ、理想を実現できている人は限られているのかもしれない。
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