女性がシングルマザーだった頃、現在の夫と同じ職場を通じて出会った。当時女性は40歳、まだパチンコはしていなかった。夫は学生の頃からパチンコをしていたという。
「夫に連れられて、パチンコ屋に行くようになりました。私もお小遣いの範囲ならと思い、軽いゲーム感覚でやり始めたのを覚えています。最初は調子もよかったのですが、蓋を開けてみれば毎月ギリギリの生活に。給料は、あっという間になくなっていました」
女性は老後の貯金を考え、何度もやめようと思ったという。しかしやめられず「パチンコは一種の麻薬と同じです。あんな娯楽、誰が作ったのか恨みたい気持ちです」と綴る。
「最近、パチンコ屋にいるのは若い子たちがほとんど。よくお金があるなと思っています。でもこの子たちも、私と同じ悲しい老後を送るのかと思ったら、いっそのことパチンコなんてなくなれば良いのにと考えてしまいます」
女性は自業自得を認めながらも「老後が怖いです」と綴っている。
「節約しなくては打てないのなら、おもしろくない」
サービス系勤務の40代女性も現在もギャンブルはするが、深みにはハマっていない。かつて別の仕事で高収入を得ていた時期は、月10~15万円のペースで使っていた。しかし仕事を変えて収入も減ったことから、現在は年1~2回のペースで「1回につき1万円まで」と決めている。
「当時はパチンコとスロット以外に、ボート、競輪、競馬もしていました。今までに費やした総額は分かりませんが、1回につき5万円ほどは使っていたかと。ただメモをつけていたこともあり、調子のいい月で10万ちょっとのプラスでしたが、翌月はきれいに負けていました」
今となればそんな無茶も出来ず、持ち金が少ないと勝てないことにも気づき回数を大幅に減らしたという。のめり込むのをやめようと思った理由については、
「転職当初に機種の出方が変わってしまい、そのタイミングと重なったのも大きいです。それに節約しなくては打てないなら、おもしろくないと思っていたし、借金をしてまでやろうとは頭にもなかったので」
現在はパチンコ系をはじめ、ボートと競馬を年に1~2回、楽しむ程度にとどめているそうだ。
ほかにも、
「パチンコ歴約25年。総額で500万円くらい負けています。今はやめて10年くらいですが、当時は負けると『いつもやめたい』と思っていました」(50代男性/メーカー系/年収800万円)
「週5日は仕事帰りにパチンコ屋へ。仕事の気分転換になっている」(60代女性/サービス系/年収150万円)
といった声が寄せられていた。
※キャリコネニュースでは引き続き「パチンコなどギャンブルがやめられない人」や派遣社員の不満に関するアンケートを募集しています。