ゴートゥートラベルの父はヴィクトワールピサ、母はバルドウィナで、母父にPistolet Bleuという血統。全姉には桜花賞馬ジュエラー、半姉には重賞4勝のワンカラットがいる、いわゆる”良血馬”だ。
ところが、20日に蛯名正義騎手騎乗で中山第5R・2歳新馬戦(芝1600メートル)に出走したゴートゥートラベルはどこか元気がなかった。スタートから出遅れた同馬は、一時最後尾に下がることも。ゴール前では懸命な追走を見せたものの、結果は14着だった(16頭中)。
出走前の人気が高かっただけに、ネット上には馬券の写真をアップして落胆の声を投稿する人が相次いだ。ツイッターでは「ゴートゥートラベル惨敗しました」「除外されんなよ?ゴートゥートラベルだけに」という声の一方、中には同世代の競走馬「ステイホーム」との対決を心待ちにする人もいた。
皮肉にも、政策と同様、”人気”に見合わない結果となった「ゴートゥートラベル」。だが、人気通りに走ってくれないこともまた競馬の醍醐味だ。まだデビューしたばかりの新馬だけに、今後の活躍に期待したい。