国交省ツイッターの鉄道写真が「上手すぎる」と話題 撮影したのは鉄道局職員「後方車両が流れないように露光間ズームで――」 | キャリコネニュース
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国交省ツイッターの鉄道写真が「上手すぎる」と話題 撮影したのは鉄道局職員「後方車両が流れないように露光間ズームで――」

画像はキャプチャ

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国土交通省が1月13日、ツイッターに投稿した鉄道写真が「上手すぎる」と話題になっている。写真は、首都圏の鉄道で20日から終電繰り上げが実施されるのを伝える投稿に添付されたもので、千葉県の北松戸駅を通過する常磐快速線の車両を躍動感あふれる流し撮りでとらえている。

撮影したのは、同省鉄道局危機管理室の男性職員。30年ほど前からプライベートで鉄道、風景などを撮影しており、「話題になるのはありがたいこと。本来の目的である、終電繰り上げの方も周知できればいいです」とキャリコネニュースの取材に答えた。

絞りF4.5、シャッタースピード25分の1秒、ISO感度8000

職員によると、撮影時期は昨年の秋ごろ。今回の投稿に関しては、

「広報課からツイートに写真があった方がいいと言われ、個人のストックから出したものになります」

と経緯を説明する。

写真は、キヤノンのフルサイズ一眼レフカメラ「EOS 6D」で撮影されたもの。主な設定は、絞りがF4.5、シャッタースピードが25分の1秒、ISO感度8000だという。

撮り方は「ズーム流し」「露光間ズーム」などと呼ばれるもので、ピントを車両に合わせた状態で、シャッターが開いている間にレンズのズームリングを回して背景を流す方法を取っている。職員は、

「カメラのボディを動かさずに流すことで、後方車両も流れずに写すことができます」

と撮り方を説明した。

ツイッターのリプライ欄は写真に称賛を送る人であふれており、中には「この流しの恐ろしい上手さの秘訣を教えてください」「流しの設定教えて下さい」という声も多くみられた。

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