また、漫画を借りパクされることも多い。
「ワンピースの本、中途半端な巻数1冊だけ返ってきてなくて読み返すと微妙な気持ちになる」
「漫画の本全巻貸したら、途中何冊か抜けて返ってきた。せっかく買い揃えたのにまたその分買い直すのも悔しいし」
1冊だけ、全巻丸ごとなど、借りパク被害にも様々なパターンがあるようだ。漫画同様、「10年くらい前に嵐のベストアルバム。もう新しいの買ったから良いけど一生忘れないと思う」とCDを借りパクされたという声も相次いだ。
最近は電子書籍やサブスク配信が普及し、マンガやCDはデータという形で所有することが一般的になりつつある。現物を持つことがなくなる昨今、借りパク被害も今後は減少していきそうだ。
勝手に中古屋に売られたというケースも
借りパク加害者の情報も寄せられている。クラスメイトやバイト仲間だけではなく、「卒業式や入学式に着るスーツ。妹に貸したらまず戻ってこない私が必要な時に逆に借りに行く事になる」と身内から借りパクされた人は結構いる。親族相手であっても借りパクする人もいるので覚えておいたほうが良い。
「昔、ジュディマリのベストを貸したら中古ショップに売られた」
「中学生の時に貸したCDアルバムを勝手に知らない人に又貸しされまだ帰ってきてません」
“盗人猛々しい”という言葉があるように、パクるだけでは飽き足らずまた貸ししたり勝手に売ったりなど、常識を疑いたくなる動きを見せるケースも。
とは言え、借りパクをする人は一定数いるため、「『人に貸す時はもう戻らないかも』と覚悟しておいたほうがいいね」と”貸していい物は返ってこなくていい物”ということを念頭に置いて、貸すようにしたほうが良いのかもしれない。
借りパクというポップな表現ではあるが、立派な窃盗だ。「貸して」と言われて断ることに気まずさを感じて、ついつい貸してしまうこともあると思うが、絶対にパクられたくない物は貸さないようにしたほうがいいだろう。