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「女子アナに対する誹謗中傷が止められない」と悩む59歳男性に批判相次ぐ

誹謗中傷がやめられない……

誹謗中傷がやめられない……

心ない誹謗中傷は、時に他人を死に追い込むこともある。お悩み解決掲示板に1月下旬、「誹謗中傷を送ることを止められない」という59歳男性からの相談が寄せられた。男性は地方ラジオ局の女性アナウンサー宛てに、誹謗中傷を記した”お便り”を繰り返し送っているという。

投稿者は思い込んだら歯止めが利かない性格を自覚しており、その性格から周囲の人はどんどん離れていったという。寂しさを紛らわせるためにラジオ番組に執着するも、今度は出演者の女性アナウンサーに誹謗中傷を繰り返して送ってしまい、後悔の念を綴った。(文:石川祐介)

「こじらせすぎでしょ。孤独死が待っていますよ」

コメント欄には「自業自得ですね」と投稿者をとがめるコメントが多くみられた。

「『辛いです』…じゃなくてさ、もっと反省しないと…こじらせすぎでしょ。早くちゃんとしないと、孤独死が待ってますよ」

投稿者の文章はどこか、あっけらかんとした印象を受ける。何より「辛いです!」と自分の感情を記すあたり、ラジオ番組やアナウンサーに対する罪悪感はあまり抱いてないのではないだろうか。

掲示板には「逮捕されても知らないよ」といった指摘もあるように、被害届を出されても文句は言えまい。感情的になってしまい、他人に迷惑をかけた経験は誰しもにあるかもしれないが、それでも反省の色が見えないことを鑑みると、投稿者は自身の過ちを真摯に受け止めきれていない可能性も考えられる。

メンタルをコントロールする方法を学ぶしかない

また、中には「劣等感から自分を正当化しようと周りを攻撃してしまうのでしょうね。カウンセリングや心理セラピーを受けることをオススメします」とメンタルケアを勧める声も寄せられた。

うまく他者とのコミュニケーションが苦手なようだが、適切な場所で適切な処置を受ければ、ラジオ番組に依存しなくても寂しさに襲われない人間関係を構築できるだろう。

「誹謗中傷のお便りを書く前に、その内容をノートやメモに書いて、次の日にそのノートを見て自分の気持ちを客観的に見る練習をしてみるのはどうでしょうか」

また、今からでもできるメンタルの向き合い方を勧める人も。投稿者に変わる意思があるのならば、自分の感情をコントロールする術を習慣化するよう努めてほしい。

SNSでもラジオ番組へのお便りでも、匿名であるのをいいことに過激な発言を繰り返す人は多い。すぐに相手に吐き付けるのではなく、自身の中で感情をコントロールするスキルこそが、今の時代に求められていると言えよう。

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