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YouTube登録者わずか4人 「ファーストの会」のSNSが息をしていない

ファーストの会のYouTubeチャンネルより

ファーストの会のYouTubeチャンネルより

国政政党「ファーストの会」の設立会見が10月3日にひらかれた。小池百合子都知事が特別顧問を務める「都民ファースト」を母体とした国政政党で、10月31日投開票と言われる衆院選に向けて設立された。

都知事選などでは、ギリギリに出馬表明した候補が大きな旋風を巻き起こしたケースが多々あった。今回もメディアが報じられ、さぞ注目が集まっているのではないか。そう思って党公式HPからリンクされているSNSアカウントをチェックしたのだが……。(文:中山道登)

設立会見の動画、インスタでは18再生されたのみ

10月5日、午後6時過ぎに調べたところ、公式サイトから辿れる主要SNSアカウントは、次のような状況だった。

Twitterの公式アカウントには、フォロワーが442人いた。10月4日投稿の記者会見動画は、約18時間で700回表示されていた。

ファーストの会の公式ツイッターアカウント

ファーストの会の公式ツイッターアカウント

一方、Facebookの公式アカウントは、いいねが95と3桁に届いていなかった。Instagramもフォロワー29人、設立会見の動画は18時間で16 view(4いいね)と苦戦していた。

ファーストの会のインスタグラムアカウントより

ファーストの会のインスタグラムアカウントより

YouTubeに至っては、チャンネル登録者数がわずか4人だった。こちらの設立会見動画は再生回数が58回となっていた。

公式サイトも現状は未完成。働き方、キャリアに関する政策などをチェックしようとしたところ、「綱領」には文章があったが、「政策」「メンバー」は「ただいま準備中」という状態だった。

政治の世界では、ネットでの情報発信がますます重要になっている。もちろん設立からわずか2日ではあるのだが、メディアが集まった「設立会見」はSNSでのスタートダッシュに絶好のタイミングだったはずだ。しかし、ファーストの会の現状からは、衆院選に合わせて大慌てで立ち上げたものの、いろいろと間に合っていない様子が見て取れる。

「ファーストの会」設立会見で荒木千陽代表が語ったところによると、党名も小池知事と相談したうえで決めたとのことだが……。都知事選で快勝したように、国政で今度こそ小池旋風を巻き起こすことができるのだろうか。

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