小沢一郎「なぜ戦前の教育勅語をアレンジしないといけないのか」 柴山文科相の会見に批判相次ぐ | キャリコネニュース - Page 2
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小沢一郎「なぜ戦前の教育勅語をアレンジしないといけないのか」 柴山文科相の会見に批判相次ぐ

画像はツイッターをキャプチャ

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日本共産党の宮本徹衆議院議員は、ツイッターで、

「許育勅語は、全体が、天皇が国民に対し、これこれの道徳を守れという命令であって、基本的人権を損ない、国民主権の憲法に反するから、国会で排除を決議した。普遍性のかけらもない」
「だいたい、親兄弟友達を大事にしようというのに、教育勅語を持ち出す必要性はかけらもない。わざわざ教育勅語を持ち出すのは、教育勅語復権・復活のよこしまな思いからでしょう。ダメです」

と投稿した。立憲民主党の有田芳生参議院議員は、「歴史認識が戦前回帰。文科相はすでに就任初日にして失格だ」とツイートしている。

小説家の中沢けいさんも「『同胞を大切にする、国際的協調を重んじる』などと当たり前のことを言うのになんで教育勅語を持ち出さなければならないのか。説明をして」と、発言に疑問を呈した。

ネット上では「日本人の道徳観を簡潔にまとめている」「戦前のものであれば全てだめなのか」と、柴山文科相に理解を示す声も上がっているが、反対の声が圧倒的に多い。

2017年3月、政府は教育勅語について「憲法や教育基本法等に反しないような形で教材として用いることまでは否定されることではない」との答弁書を閣議決定。野党や専門家からは「戦前回帰につながる」批判が上がっていた。同年4月には「政府として教育の場における活用を促す考えはない」との答弁を閣議決定している。

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