読売新聞の報道によると、富士吉田署に20日午後、山梨県側の富士山を登っていた20代男性から「疲れて動けない」と連絡が入ったという。曇天でヘリからの捜索が出来なかったため、5合目あたりから県警の救助隊員6人が捜索したが、途中で男性と連絡が取れなくなった。捜索は21時半まで続けられたが、その間に男性は自力で下山。同日中に都内の自宅に戻り、22時頃まで、下山出来たことを署に連絡しなかったという。
男性は、登山届を出しておらず軽装だったという。登山靴の底に装着し、雪山での滑落や店頭を防止する「アイゼン」も装備していなかった。
野口さんはこの報道に、
「これはとんでもない話だ!救助要請しながら、自力で下山しそのまま帰宅していたとは。そもそもアイゼンも持たずに何を考えているのか。というか救助要請しておきながら……こういう無神経な人がいる事に呆れ果てる。罰金を取る手段はないが、ペナルティーは必要!!!」
とツイート。同日午前には再び、「極めて悪質!名前の公開ぐらいしてもいいだろうに」と前置きし、
「救助隊員は命がけで救助に向かう。2次遭難のリスクを背負いながらも一分一秒早く見つけてあげたいと必死になって捜索活動をする。この男はそんな事も想像できないのか。近年、あまりに安易に救助要請をだす登山者が増えている。有料化を検討すべき」
とも述べていた。