40代女性は、お盆に秋田県のホテルに宿泊した際、夜中に見ず知らずの幽霊らしき男性につきまとわれたと打ち明ける。その男性は女性が目を閉じても、映像として入り込んできた。たまらず電気を付けた女性は、そのままテレビの電源も入れたが結局は朝方、寝落ちしていたという。
「実は最近になって、私の母方の系統で特に女性が『見えないものが見える』体質にあると知った。納得はしたが、毎回のように見えると怖いので、今でも嫌な予感がした時は主人に行動をともにするよう頼んでいる」
そんな夫も、また霊感体質だった。夫が写真を撮ると、必ず1枚はオーブ(水滴のような光球)や不思議な物が写るという。以前、夫婦で岐阜に旅行した際には、本来なら女性しか写っていないはずの写真に「レインコートを着た女性が入り込んでいた」ということもあった。女性は夫にまつわる怪奇体験を続ける。
「主人が怖いビデオを見た日の真夜中、キッチンで急に幼い子の『キャキャ』と言う声が聞こえてきた。見てはいないが走り回っていたので、我が家の猫も威嚇の声を出していた。しばらくしたら子どもの気配はなくなったが、その日を境に誰もいない玄関で開閉音がしたり、足音がしたり」
それからしばらく経ったある日、夫が玄関のドアを開けて女性の帰宅を迎えると「ふと風が過ぎ去っていくのも感じた」という。さらに女性は、5年ほど前に夫婦で経験した心霊体験を綴っている。
「夜中に私がお経を唱える悪霊退散の夢を見ていて、ハッと気づいたら隣で主人がうなされていた。急いで主人を起こすと『ちょうど今、老婆2人に腕を引っ張られて連れていかれそうだった』と。なぜか主人の腕が赤くなっていた」
女性が夢の中でお経を唱えていたことを伝えると、主人は「それで助かったかもしれない」と言われたという。
「生暖かい手のひらで首を掴まれました」
パート・アルバイトの50代女性は、「幽霊かはわかりませんが、腕みたいな形をした黒い影が、家の外から障子越しに動いているのを見たことがある」と切り出す。
「棒のように真っ直ぐな影が2本ありました。障子にピッタリと張り付いていなければ、真っ黒い影にはならないはずです。夫も家にいましたが、その時は頭が痛くて横になっていたそうです」
自営業・自由業の50代女性は、中学生時代に体験した恐怖を明かす。ある日、女性が仰向けで寝ていると、何者かが後ろから首に手を回してきたという。
「生暖かい手のひらで首を掴まれました。その時の意識は、いまだに寝ていたのか起きていたのか判然としませんが」
女性は後に「仰向けで寝ていたのに、あれは不可能だと気づきました」と綴っている。
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