コメント欄には、投稿者に共感する人が多い。
「返事しない人でいい人っているんでしょうか。会ったことありません」
「こちらが挨拶をしても、挨拶を返さない人がいましたが、確かに性格は良くない感じがしました」
挨拶をしない人は“性格が悪い”と思われてしまう傾向があるようだ。「対人関係において基本挨拶が出来ない人は、変わった人が多いのは確かかも知れません」という人もいる。
また、「挨拶しない理由は『その人が性格悪いから挨拶する価値もない』って言ってましたよ」といった声も興味深い。挨拶しない側にも言い分はあるのだろうが、やはり癖が強い性格をしているように思える。
実際、「挨拶を返さない人=関わらないほうが良い人」と考える人も珍しくないのだろう。
「挨拶してもしない人にはしません。『嫌なんだろうな?』と思って」
繊細な人ほど、挨拶をしない人に苦労している。
「挨拶が返ってこないと不安になります。気にさわることをしてしまったのかな。失礼な言動をしたのかな。聞こえなかっただけなら自分のせいだと納得できるけど、理由もわからず無視されるのは悲しいです」
挨拶を無視する人に憤りを覚える人ばかりではなく、精神的ダメージを負ってしまう人もいる。誰にでも挨拶すべきと育った人も多いと思うが、「ご近所や知り合いなどの時は挨拶してもしない人にはしません。『嫌なんだろうな?』と思って」という人もいる。自身のメンタルを健全に保つため、人を選んで挨拶することも大切なのかもしれない。
「挨拶と姿勢が良いだけで好感度上がりますよね。別に深く付き合う付き合わないではなく、普通に人として尊敬できる」
とはいえ、元気良く挨拶することはコミュニケーションを円滑し、好印象を与えることができるなどメリットばかりだ。挨拶しない人とは“挨拶をしなくていい”程度の距離を取って、ちゃんと返してくれる人とは身近に接するようにすると、コミュニケーションで悩むことは減りそうだ。