GW明けにあふれる「五月病ツイート」 主婦だけは歓喜「やっと学校行ってくれる…」
ゴールデンウィークが明けた。今年は8連休や12連休を取れたという人も多かったようだが、その反動からかツイッターなどには「五月病発症か…」といったツイートがあふれている。
Yahooのリアルタイム検索で「五月病」のツイート数を調べると、7日の木曜日は1万3366件。8日は16時半現在で2万3470件にのぼり、5月に突入した2日の2万2029件を大幅に上回りそうな勢いだ。
不調と無縁なサービス業「忙しくてそれどころじゃねぇ!」
ツイートの内容は、とにかく仕事や学校に行きたくないというものが多い。生活のリズムが狂ってしまっていたり、気力がわかず、行動するのが面倒になっていたり。たくさんの「だるそう」なツイートが見られる。
「バイトなんて行きたくない。全く笑えない。何も喋りたくない。何もしたくない。ざっつ五月病。実家に帰りたい(帰ったばっかり)」
「明日学校ですね。嫌ですね。 絶賛5月病なうですよ。なう。」
「ヤバイ、五月病だよ。これが五月病なの?あーーーー寝たら仕事だ?行きたくねぇ」
ツイッターには「大型連休の後は確実に五月病になる…」と、GWのせいにする人も多い。
「五月病五月病言うけど絶対GWのせいだよね」
「GWと自動車税がなかったら五月病になる人も減るんじゃなかろか」
その証拠に、連休中に仕事をしていた人からは「五月病とは無縁」という投稿が。「忙しくてそれどころじゃねぇ!」というツイートもあり、やはり休みの過ごし方が五月病発症を左右するカギになりそうだ。
「五月病なんてGW仕事してればかからない病だぜ」
「五月病を回避する方法は簡単でGWに仕事をすればいい」
「社会人で五月病になるような人はサービス業を選べばいいと思う。世間の連休がお仕事だから」
意識高すぎた「四月病」のせいかも
主婦に至っては、GW終了でかえってテンションが高まっている。会社や学校が再開して夫や子どもがそれぞれの持ち場に帰ることで、わずらわしい家族の世話から解放される喜びのツイートが多い。
「なにより、旦那の8連休…長かった…長すぎた…今日はお休み!久しぶりのお一人様を満喫しょ」
「夫は仕事に行きこどもは幼稚園に行き、やっとこれでゆっくりトイレに入れる…」
「GWが終わって悲しみに暮れているTLですが、ご近所のママさん達は『やっと学校行ってくれるお…もう子供のお世話は嫌だお…』て言ってた」
その一方で、典型的な「五月病」に悩む人も。4月に高すぎる目標を掲げれば、早々に挫折するのも不思議ではない。履修登録をしまくった大学生が、1か月経つとハードスケジュールについていけず「今年もムリだった」となるようなものだ。
4月の意識の高さを「四月病」と揶揄し、「五月病ってのは、四月病に罹患した後に生じる晩期合併症みたいなもんや」と鋭く分析する人も。「四月病にかかってきつめな授業取った自分を殴りたい」「あの浮かれ具合や、新しい事を始めて頑張ろう感は狂気じみてるって」と後悔する投稿も少なくない。
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