首都圏JR、”間引き運転→通常ダイヤ”で「座れる」の声 | キャリコネニュース - Page 2
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首都圏JR、”間引き運転→通常ダイヤ”で「座れる」の声

JR東日本の広報も7日朝については「遅れもなく運行できていると認識しています」と答える。国や東京都の要請に従って実施した間引き運転だったが、取り止めの判断は利用状況などを踏まえながら同社が独自に行ったという。

同社が間引き運転を実施したのは、4月30日および5月6日。広報担当者は、間引き運転中止の理由について、

「5月6日のご利用状況がGW前と比較して、通常に戻っていたので決定しました」

と経緯を説明する。

4月30日朝の山手線の利用状況をGW前の26日朝と比較すると、70~80%程度で一定の効果は確認できた。一方、5月6日朝は95~100%に利用客が増えていることが分かったという。

そのため6日朝には首都圏で大混雑が発生し、電車待ちのビジネスマンであふれかえる駅のプラットフォームの画像などがネット上で拡散した。間引き運転の効果がみられないばかりか、安全上の理由や感染対策の観点から取り止めざるを得なかった背景がうかがえる。

もともと政府はテレワークを促すことも目的に入れて減便を要請していたが、全く効果がなかったようだ。緊急事態宣言は5月31日まで延長される可能性が高いが、今後の対応にも注目が集まりそうだ。

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