「ワクチン休暇」を設ける企業相次ぐ 副反応が出たら「最大14日間の特別有給休暇」という会社も | キャリコネニュース - Page 2
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「ワクチン休暇」を設ける企業相次ぐ 副反応が出たら「最大14日間の特別有給休暇」という会社も

副反応が出た場合に有休が取れる、という企業も多い。弁護士ドットコムは6月24日、希望する社員とその家族にモデルナ社製ワクチンの”職域接種”を実施すると発表。接種後の社員、家族に副作用による体調不良が生じた場合には、特別有給休暇の取得が可能になるとした。

コンサルティング事業を手掛けるウィルゲートも、副作用による体調不良に対し最大2日間の特別休暇を利用可能にすると発表。これまでにグロービス、タイミー、エイブル&パートナーズ、USEN-NEXT HOLDINGS、オンデーズ、Sansan、ミクシィ、クラッソーネなどが同様の発表をしている。

ネットイヤーグループは、接種した本人やその家族に副反応が発現して看護が必要な場合に限り、同社独自の「COVID規定」が適用できるとした。同規定では最大14日間の特別有給休暇を認めており、他社と比較しても休暇日数が極めて長い。

サービス利用者に「見舞金」を支給する企業もある。出張撮影マッチングサービスのピクスタは、同社の登録カメラマンを対象に、5000円の見舞金を支給すると発表。ワクチン接種を2回終えていることが条件で、12月末まで申請を受け付ける。

25日17時からは職域接種の新規申請を一時ストップ

多くの国民が副作用に不安を抱える中、6月21日から始まったコロナワクチンの職域接種。職域接種は、ワクチン接種に関する地域の負担を軽減して摂取の加速を測るため、企業や学校単位で実施する集団接種だが、副作用で体調を崩した社員の救済策は各企業の判断に委ねられている。

厚生労働省は25日17時から、出荷可能なワクチン量を上回ることが見込まれるため、職域接種の新規申請を一時休止することを発表した。だが、今後もより多くの国民がワクチン接種に臨むことは間違いなく、副作用による体調不良に苦しむケースも増えることが想定される。企業に頼らない、国を挙げた対策が求められていくのは必至だろう。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. どんな味?自主回収「ポッキー」を食べてみたら、スパイシーでエスニックな独特の風味だった
  2. 「女性が結婚相手に望む年収400万円」が男女双方で話題に「みんな現実が見えてきたのかな」「日本は貧しくなった」
  3. 世帯年収1000万円の本音「この収入で贅沢できるなんて40年前の基準」「税金が高すぎ。最も割を食う層」
  4. 傘のシェアリングサービスが12月から渋谷でスタート! 1日70円、借りた場所とは違う場所で返却可能
  5. 「炎上覚悟で申し上げます」洋菓子店・銀座ウエストが子連れ客のマナーに苦言 走り回る子には「ご注意の程何卒お願い申し上げます」
  6. 「袈裟を着たAIロボットがお経を読む」新しい葬儀スタイルに「抵抗あり」9割 「真摯な感じがしない」
  7. 「"C言語…?どこかで見た"程度でOK」求人広告が話題に エンジニアの人材不足、面白求人でカバーできる?
  8. 新生活で不安なこと1位 新大学生は「新しい友だちができるか」、新社会人は「仕事についていけるか」
  9. マツコ「同僚のうつ病は仮病」と不満こぼす会社員を諭す 「自分は健康でラッキーって思わないと生きていけない」
  10. 「なんでこんなん作ったの?」安藤忠雄・設計の本棚、子どもたちのツッコミが的確すぎる

アーカイブ