トピックのコメントには、トピ主と同じ立場の「同居の嫁」からの嘆きが目立っていた。
「子連れで来た。さっさと帰ると思ったけど今の様子だと夜ご飯も食べていくパターンのやつ。誰がご飯作るんよ…。あーーーもう帰ってくれ」
「うちも。アポなしノーマスク。子連れ。何でもあり。義実家同居嫁だから、私の客では無いけれど、ホントに午前中は地獄絵図の様でした」
この人はマスクをつけて応対し、「そこにアルコールあるので、良かったらどうぞ~」と勧めたそうだが、言わなければ客は消毒もしないのかもしれない。書き込んだ人は「マスクしてこいよ。義母からしたら兄弟や息子達だから、注意やマスクを促すことなく………。ぶちギレそうでした」と怒り心頭の様子だ。
「わかる!!」と共感し、「アルコール消毒置いてあるのに奴ら使わないよね!?お前らが菌持ち込んでおばぁが死んだらどうするんだよ!ってイライラする」という声も。親戚の感染対策意識が低くても、嫁の立場では指摘し辛く余計ストレスがたまるようだ。
「事前連絡なし?」と驚く声もあったが、「田舎はアポなし当たり前。朝も早いよ」「田舎ってアポなしでいきなり来るよね…本当最悪」など、地方の特徴にうんざりする人もチラホラ。地方は帰省者が来ることに敏感な人が多いかと思いきや、人によって「意識の差」が大きいこともうかがえた。
「隣の家は子どもと孫を全員呼び寄せて大宴会」
その「意識の差」は、隣人どうしや親子間など、さまざまな関係に存在するようだ。トピックには、
「帰省してる人結構いるよね。うちもお向かいさんお孫さんいらっしゃって驚いた」
「隣の家は子どもと孫を全員呼び寄せて大宴会してたわ。県外ナンバーの車だけ隠すように駐車していた」
という報告もある。あからさまな批判はしなくても、気にはなるだろう。
また、昨年から帰省を断り続けていたが、義父から「いい加減いいだろ!」と怒鳴られたという人も。この人は、
「気持ちが沈み一日ブルー。九州~東北の移動だしどこで感染するかも分からないのに、私たちや自分たちの健康どうでもいいのかな」
とこぼしていた。東京で一人暮らしの社会人が、「お盆くらい帰ってこい」と言われ、親戚が集まる宴会の送迎要員を頼まれるなど、親の意識の低さに呆れる声もあがっている。
小池百合子都知事は13日、帰省について「もうあきらめて」と呼びかけていたが、個人個人の意識の差を埋めるのはなかなか難しそうだ。