梅澤愛優香さん「すべて告白します」元アイドルのラーメン店主がこれまで伏せていたこと | キャリコネニュース
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梅澤愛優香さん「すべて告白します」元アイドルのラーメン店主がこれまで伏せていたこと

梅澤愛優香さん画像

梅澤愛優香さん

元アイドルのラーメン店主・梅澤愛優香さんは今年9月、「反社だとデマを流された」として、都内の男性に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こして注目を浴びた。

ネットでは梅澤さんを応援する声が出た一方、その人間関係を疑問視する書き込みも繰り返されていた。

実は、梅澤さんにはバイトAKBが終わってからラーメン店を始めるまでの間に、著書やインタビューで触れて来なかった過去がある。それは何だったのか。梅澤さんが口を開いた。

伏せていた過去

梅澤さんは今年4月、これまでの半生を綴った著書を出した。そこで詳しく描かれていない期間、それが2015年2月のバイトAKB終了後、2017年9月にラーメン店をオープンするまでの2年半だ。

趣味のラーメン作りをしながらも、何をしようかなと色々と模索していた梅澤さんは、バイトAKB終了から半年ほど後、知り合いに誘われて名古屋での写真撮影会に向かった。その時に出会ったのが当時30代なかばの男性でアイドル運営をしていたF氏だった。

梅澤さんは、F氏が運営していた芸能事務所「シンデレラプロモーション」に所属し、F氏が経営するからあげ店などでアルバイトをしながら、アイドル活動を開始。そのかたわら趣味のラーメン作りもしていた。また、ユニット「ロマンティックシェリー」の立ち上げに関わり、自らメンバーとして参加し活動する予定であった。

しかしユニットデビュー前の2016年10月、F氏が警察に逮捕された。F氏は自事務所のアイドルと交際した男性ファンから300万円を脅し取った罪と、同事務所に所属するアイドル女性に暴行をした罪で起訴された。そして2017年3月、名古屋地裁で懲役2年6月(執行猶予4年)の有罪判決を受けた。

そのF氏が現在、梅澤さんのラーメン店を支えているメンバーの一人にいるのだ。なぜ、そのようになったのか?

「F氏の逮捕後、実家に戻って大型ショッピングモールの惣菜店でバイトをしながら、ラーメン店を立ち上げようと計画しました。しかし、さすがに1人では難しいので、同じくFさんの事務所にいた元アイドルで、栄養士の資格を持っていたSさんに声をかけました。彼女と話すうちに、それならFさんにも手伝ってもらおうという話になったのです」

有罪判決を受けてから数か月しか経っていなかったF氏を招き入れることに問題は感じなかったのだろうか?

「もちろん気にはなる部分は多々ありました、Fさんは罪を犯しましたが、反社会的勢力(反社)とは無関係であることと、今まで名古屋で飲食店などを立ち上げていたのもありノウハウがあったので、手伝ってもらえることはあると思いました」

「Fさんのことは家族にも伝えました。もちろん猛反対されました。ですがSさんが一緒に説得してあげると言ってくれて家族に会ってもらい話をしてもらい、なんとか了承をもらいました」

「そこから、私がSさんとFさんを雇い、3人で役割分担をしてラーメン店を立ち上げました。私は調理に集中したいので、経理など事務作業はSさんにお願いしました。Fさんには什器の購入や店の内装・外装工事の手配、業者とのやり取りをお願いしました。SさんとFさんには、店員としても働いてもらっています」

「当初は社会復帰の手助けという意味もあって雇ったのですが、Fさんとは日を重ねるにつれてプライベートでもお付き合いをすることにもなりました。ただ一年半ほど付き合ったところで、そこでやはり私自身が『もっと仕事に集中したい』という理由で関係を解消しました。いまは仕事仲間として信頼しています」

3人で始めたということだが、オーナーは梅澤さん一人だと考えていいのだろうか? 他に出資者がいないかを尋ねた。

梅澤さんは次のようにキッパリと答えた。

「店の名義はすべて私のもので、他にお金を出している方はいません。名前貸しでもなく、他に実質的なオーナーがいることもありません。間違いなく私が100%オーナーですし、経営も私の判断でやっています」

F氏「決定権はすべて店主である梅澤にあります」

それではF氏側は、どんな狙いで梅澤さんの計画に加わったのか。キャリコネニュースの取材にF氏は次のように語った。

「私が裏の経営者ではと疑われていますが、以前名古屋で起こした事件の賠償などで無一文になりました。店主(梅澤さん)の事業には1円も資金提供できていません。なので自分は事実雇われの身なんです。店主(梅澤さん)には以前本当に迷惑をかけました。以前から店主(梅澤さん)がラーメン好きであることは知っていたので自分が飲食店を立ち上げてきた経験を活かし、できる限り手伝おうと思い今現在も働いています」

暴力団や半グレと呼ばれる集団のような、いわゆる「反社」と呼ばれる人たちとのつながりは本当にないのか。そう尋ねたところ、F氏は明確に否定した。

「反社と呼ばれる人たちとは全く関係がありません。繋がりもありません」

「またネット上では、麺匠八雲が2017年にオープンした名古屋のラーメン鞍馬(閉店済)とそっくりだという指摘があります。鞍馬は知人の店で、店主(梅澤さん)に声をかけられ働くと決めたあとに、自分もラーメン店の運営について学ぼうと思い、神奈川へ行くまで一時的に手伝いをして勉強をしていました」

「麺匠八雲とラーメン鞍馬の、のれんの形がほぼ同じだと言われているのは、そこで使っていた業者を教えてもらい、そこから発注したからです。またメニューの表現がほぼ同じなのも、最初の店舗を立ち上げる際に鞍馬のメニューの表現を参考にさせてもらい、梅澤さんが使っている材料に置き換えたりしてメニューを梅澤さんに提案したからです」

「また、材料は店主(梅澤さん)が決めているので違いますが、ラーメンの盛り付けもその時の経験を店主(梅澤さん)に伝えました。私が『こういう表現でどうか』と提案し、店主(梅澤さん)本人が『これでいいね』と決定する形です。決定権はすべて店主(梅澤さん)にあります。また将来的には自分もラーメン店から離れ独立したいと思っておりますが、それまでは出来る限りの恩返しをしようと思っています」

今回、梅澤さんのラーメン店には、産地偽装や支払い遅延といった運営上の大きな問題が発覚した。失った信頼をどう取り戻すのか。梅澤さんはこう反省を語っていた。

「わたしも運営をしっかりしたものに作り変えないといけないことに気づいてはいましたが、正直全然間に合っていませんでした。とにかく力が足りませんでした。今後は運営体制を見直していこうと思っています」

「失った信頼を取り戻すのは得るより大変だと思います。そこで今回、これまで伏せていたプライベートなこともあえて告白し、隠し事のない状態で再出発することに決めました。長い年月をかけてもう一度信頼してもらえるように精一杯がんばってまいります」

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