アルバイトの検索人気ワードは「郵便局」が1位 「代行」「治験」「モーニングコール」も上位に
ビズリーチが運営する求人検索エンジンのスタンバイは、6~8月に同サイトでアルバイト探しに利用されたキーワードのランキングを発表した。3か月連続1位となったのは「郵便局」だった。
「郵便局」が人気な理由について、調査元は「期間が短く、お中元の仕分けなど空調の効いた涼しい部屋で作業ができ、高校生も働けるため」と分析。夏休みに向けてバイトを探す生徒は多く、6・7月のキーワードの2位は「高校生」だった。
猫カフェ勤務は「猫への愛と笑顔と素直さがあればOK」
調査した季節を反映し、「海の家」(6月3位、7月4位)や「プール」(6月8位、7月6位)なども人気を集めたが、8月には圏外に。代わりに9~10月に行われる「国勢調査」が16位に現れた。時給も1000円~1500円と高いという。
変わり種のバイトとしては、「モーニングコール」(8月9位)や「猫カフェ」(同12位)がランクイン。在宅でできる「モーニングコール」は、早起き主婦から人気を集めているとのこと。給与例も1件100円と時間に対して割が良いため、学生や社会人でも登校・通勤前に「プチ稼ぎが可能」だという。
「猫カフェ」は飼育経験が不要で「猫への愛と笑顔と素直さがあれば」というカフェもあり、意外と敷居は低いようだ。
高給バイトを探す人からは、結婚式の代理出席や墓参りを代わりにする「代行」(同2位)や高額な協力費が支払われる「治験」(同11位)が人気を集めた。ただし「代行」は、時給は高いものの仕事依頼が不定期で、移動時間は時給換算されない場合もあるので注意が必要とのことだ。
また、バイトといえば学生がするイメージもあるが、「妊婦」(同14位)や「50代」(同20位)も上位に入ったほか、「シニア」「60歳」なども他のキーワードと一緒に検索されていることも明らかになった。
あわせてよみたい:「空き時間を売る」副業仲介ベンチャーが大盛況