【新宿ゴールデン街火災】クラウドファンディングで被災店舗への支援スタート 国内外から70万円集まる
営業再開の目処が立たない店舗だけでなく、営業はしているものの火災で物理的損害を被った店舗も見舞金分配の対象になる。見舞金の使途は本来受け取った店舗の任意ではあるが「万一にも皆様からのご好意を飲み果たしたりしないよう、火災被害店舗の営業再開に必要な用途に限定し収支を可能な限り明解にし、ご報告します」と説明している。
24日には目標額だった50万円を達成。5月2日までに84人から計70万円の支援が寄せられた。コメント欄には支援者から「お店が力強く復活する日を待っています」「大切な場所です 応援してますよー!」といったメッセージが書き込まれている。
発起人「ゴールデン街を応援してくれる人たちの熱量に感動」
募金にあたっては、近年ゴールデン街に外国人観光客が多く訪れていることを受け、英語の説明文を追加し、Paypalで海外からの送金も受け付けるようにした。キャリコネニュースが竹中さんに聞いたところ、すでにフランスやスイスといった国の人からも見舞金が送られているという。
支援は12日まで受け付ける。竹中さんは、
「見舞金を直接手渡しする常連さんもいると聞いていたので、クラウドファンディングでどれくらい金額が集まるか不安だったのですが、プロジェクト立ち上げ3日間で目標金額を達成しました。ゴールデン街を応援してくれる人たちの熱量と、ゴールデン街との縁は薄くとも僕の想いに賛同してくれた方々のお気持ちに本当に感動しています。言葉にならないです」
と語っていた。
ちなみに、キャリコネニュースの記者も「流民」に10年ほど前から通う常連客。同店は俳優の野見隆明さんがスタッフとして働いていることでも知られ、20~30代の比較的若い客が多い。友人や仕事仲間と始発まで飲み明かしたこともいい思い出だ。「流民」をはじめとした被災店舗が一刻も早く営業再開できることを願うばかりである。
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