【悪質】「有休は存在しない制度」「年間300日出勤」 自分の会社のブラックなところ
トピックでは、「人手不足で有給取れない」「有休は存在しない制度になっていること」という意見があがっており、やはりトピ主と同じような悩みを持つ人が多いようだ。また、「16連勤」「年末20連勤越え」といった意見も出ており、そもそも通常の休みが取りにくい職場も多いことがうかがえる。
「年間300日出勤 有給は取れないどころか聞いたことが無い 一日10時間拘束 その分休憩時間が多いことになっているが休めない」
長時間労働に苦しむ人からの投稿も続いた。「最寄の地下鉄3駅の終電時刻が壁に貼ってある」という人も。また、サービス残業が当たり前の職場も少なくない。
「掃除の時間は出勤時間に含まれない」「サービス早出」
「6時になるとタイムカードを押させて残業。もちろん帰ったことになってるから残業代はつかない」
2014年に日本労働組合連合会が行った「ブラック企業に関する調査」によると、勤務先がブラック企業だと思う理由の1位が「長時間労働が当たり前」、2位が「仕事に見合わない低賃金」、3位が「有給休暇が取得できない」となっている。まさに調査と同じ意見があがっていると言えそうだ。
「仕事しない正社員のおかげでパートやアルバイトがこき使われている」
職場がブラックだと感じるのは、労働時間の長さや賃金だけではないようだ。トピックでは、契約社員やアルバイト・パートで働く人から、正社員との待遇の格差を訴える声があがっていた。
「契約社員の仕事は契約社員がやる、正社員の仕事も契約社員がやる。そして、正社員は高給でボーナスあり。おかしくないですかー」
「仕事しない正社員のおかげでパートやアルバイトがこき使われている安い時給で。。。正社員は給料がいいらしい なんか馬鹿馬鹿しい」
中には、「社員へのクレームは権力で揉み消し バイトへのクレームは大騒ぎし大問題にする」という投稿もあった。扱いにそれだけ差がつけられると、正直やっていられないと思うに違いない。
また、従業員に罰金を求めるのは明らかな労働基準法違反だが、ミスをしたら罰があるという投稿も相次いでいた。
「タイムカード打刻漏れ1回罰金500円。タイムカード破損で500円」
「罰金制度がある。ワンミスで500円 結構いい値段ですよね… 今日ミスを二回続けて出したので1,000円を払った… 何の為に働いてるのかもう分からなくなってきた… 何の為に…」
加藤勝信働き方改革担当大臣は、28日の「日曜討論」(NHK)で、労働時間の上限規制を強化するなどの考え方を表明したが、働き方の問題はそれだけではない。ブラック企業を撲滅するためにはさらなる対策が必要だろう。
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