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「社員の生産性を2倍にするために集中力を2倍にさせる」 とある企業のトンデモ方針が話題に

集中力、続きません…

集中力、続きません…

投稿者はIT系の仕事に従事する人物。この投稿に漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の一コマを添付した。登場キャラが「なるほど完璧な作戦っスねー。不可能だという点に目をつぶればよぉ~」とツッコミを入れている。

この投稿は約5400件リツイートされたほか、トゥギャッターでもまとめられた。ネットでは、

「気合いでどうにかなるんだったらみんなやってるんだよなぁ」
「集中力を意識して高めるとか無理だわ」
「お偉いさんにはわからないのですよ…労働者は絞れば絞るほど油が採れる菜種か何かだと思うとるのです」

など当然ながら批判的なコメントが見られた。他にも「普通の男の2倍の速さで走ればボルトよりかなり早く走れる。そういうことだ」など、会社の無茶な要求を揶揄するコメントもあった。

また、「給料を2倍にして、休みも2倍にすれば可能性はあるかもね」「2倍集中して仕事してもお給料据え置きなんでしょう?」など、待遇を上げずに負担だけ増やすことウンザリする人もいた。

「生産性が高い」とは少ない労力と時間で多くの成果を出すこと

「生産性を高めるため集中力を2倍にする」とはひどい提案だが、こうした提案はほかの企業でもあるようだ。「人員が20%減っても、残った全員が能力を20%向上させれば問題ない」と言われた人や「配達を営業にさせて、営業が今の2倍得意先回れば売り上げが上がるって言ってたうちのトップみたいですね」というエピソードを挙げる人もいた。トップは何を考えているのだろうか。

そのほか、「集中力を高めるために具体的な手を打つべき」「それ要約すると、今までよりもっと頑張るって話にしかなってないだろ」などの声もある。

日本人はともすれば「もっと頑張る」ことで現状打破しようとする傾向が強いが、そもそも生産性が高いということは、少ない労力や時間でより多くの成果を上げることだ。無駄な作業を省いて効率化するなど、従業員が働きやすい環境作りなどを一切せず、単に「頑張れ」と言い続けていても、生産性が上がることはないだろう。

あわせてよみたい:【悲報】日本の労働生産性低すぎ

 

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