会社でぼっち状態、誰とも話しません――職場での孤独を訴える人々に「周りの人もおかしい」という指摘も | キャリコネニュース - Page 2
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会社でぼっち状態、誰とも話しません――職場での孤独を訴える人々に「周りの人もおかしい」という指摘も

職場でぼっち

職場でぼっち

これに答えて、レスは「呼んだ?毎日だよ?悲」など、我こそはぼっちと書き込む人が相次ぎます。

「はい!ぼっちです!昼休みは携帯ひたすらいじってる」
「私もです。更衣室で会話に入れない」
「部署異動してから業務以外の会話はしたことがありません。なので、笑ったこともありません。私と同じ歳の人もいますが一切話しません」

飲み会や会社の立食パーティーがツライ、なんとか行かない方法はないものかと訴える人もいました。筆者も勤め人だったころ孤立しがちでしたから、よく分かります。ふだんの仕事上は支障ないものの、社員旅行や運動会などの行事は苦痛以外の何ものでもありませんでした。

中には「ぼっちがいいよ~ 周りに気を使わず、楽チン」と割り切った様子で断言する人もチラホラ。ずっと悪口や噂話をしている中に混ざりたくない!など、どうやら「望んでぼっち」と「不本意ぼっち」、ふたつのパターンがあるようです。

不本意ぼっちの場合、いくら仕事とはいえ一日の大半を過ごす職場で、毎日疎外感を感じる状態ではストレスがたまる一方です。「友達を作りに行ってるんじゃなくて、お金を稼ぎに行ってると割り切る!」と書き込んだ人は、最後に「寂しいけどね…」と本音をつぶやきました。

みんなが気持ちよく働けるように、できる事はするべき

一方で、「ぼっちの人がいる会社って周りの人もおかしいと思う」と周囲を非難する声もありました。孤立させないよう声をかけるなど思いやりを持てないのか、可哀想ということではなく、

「なるべくみんなが気持ちよく働ける会社であるように、できる事はするべき」

と指摘します。

「うちの職場はぼっちがいない」という人は、「それは一人一人の心がけだと思う。(中略)幼稚な人がいると成り立たない事」とした上で、「雰囲気が悪くなって働きづらくなるのは自分だとみんな分かっているから、働きやすいように職場の空気が和むようにしている」と書き込んでいました。理想かもしれませんが、お互い気持ちよく働くためにそれぞれが大人になれば良いのだと分かります。仕事もその方が円滑に進むでしょう。

働く人のメンタルヘルスケアを目的として、2015年12月から施行された「ストレスチェック制度」でも、ストレスの影響因子として「周りの人たち(上司・同僚など)とはどのくらい気軽に話ができますか」と問われます(厚労省「5分でできる職場のストレスセルフチェック」より)。もちろん本人の努力も必要ですが、孤独な人を放置している会社は、高ストレス状態の職場であると言えるでしょう。

「20代半ばの後輩に声かけ」する先輩に「ありがとうございます!」 

個人的には、「ぼっちの後輩に出来るだけ声掛けしてる。仕事のことに限らず、世間話なども含めて軽くね」という書き込みが好印象でした。

「私はアラフォー、後輩は20代半ば。こういうのって、若い人はウザいの?続けても大丈夫?」という問いかけに、215人がOK!と賛意を示し、「ありがとうございます先輩!こういう先輩がいなかったら、とっくに心が折れてる。本当はぼっちつらいんだもん…」などと、称賛の声が上がっていました。

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