「男性はソファー席に座らないで」は当然の主張? 男女差別ではという指摘も
アドバイスを述べる以前に、一定数の人は、そもそも「男性が椅子、女性がソファー席」が当たり前だと考えているトピ主に驚いているようだった。
「女がソファー(壁側)、男が椅子(通路側)って決まってるなんて初めて聞きましたわ」
「そんなルールがあるなんて初耳です」
「いつ決まったの?くだらない事を気にするのですね。面倒臭い人だと思われますよ」
ただ、トピ主と同様に「女性がソファー席で当然」と考えている人もおり、
「うちの主人もそうです(中略)ずっと我慢してましたが、言ったら、小馬鹿にされました」
「わりと一般的な事だと思いますが、そうじゃない人もいるんですね。もともと気にしない人か、付き合いが長くて気を遣えなくなっているか、どちらかじゃないでしょうか」
など、どうやら一部では当たり前のマナーとして認識されているようだ。試しに「女性 ソファー席」と検索すると、「モテる男のエスコートテクニック」などとして、「女性はソファ席優先で座らせてあげましょう」などの文言が多数ヒットする。
「ソファー席に座りたい」と伝えてみるのが最善では
「男性はソファー席に座らないで」というトピ主の主張は、無自覚な男女差別ではないかという指摘もある。性別を理由に行動を制限する妥当性がないからだ。
「客をもてなすときなら席次の上下を気にすることはありますが、付き合ってる男女の間で、席の上下を性別によって強要するとは……」
と、主張に難色を示す声も散見される。
なお、トピ主へ寄せられた助言は明朗だ。
「わたしはソファに座りたい。と言って、座ればよい」
「『ソファーに座りたいからかわって欲しいな』と言えばよろしい」
女性がソファー席に座るのがマナーか否かは定かでない。しかし1つ確かなのは、何も言わずに不満を膨らませるより、自らの気持ちを率直に伝えたほうが、互いの理解を深めるために有益だろう、ということだ。
人間関係はコミュニケーションによって作られる。次に外食する際には、事前に座席の希望を伝えてみるのが良いのかもしれない。