まさにニッポンのサラリーマン! 窓際族の居眠りを起こして得点を競うスマホゲーム「寝おやじ」 | キャリコネニュース
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まさにニッポンのサラリーマン! 窓際族の居眠りを起こして得点を競うスマホゲーム「寝おやじ」

終身雇用の伝統的な日本企業の職場には、高い給料をもらいながら仕事をしない窓際サラリーマンがいるものだ。定時に出社してくるものの、日中は新聞を読んだり、タバコを吸ったりしているだけ。

一体何のために会社にいるのか分からないが、そんな「働かないおじさん」をテーマにしたiOS向けゲームアプリが登場した。タイトルは「寝おやじ」。居眠りをする「社内ニート」のおじさんを起こすゲームだ。

クリスマス仕様でサンタ帽をかぶっている。

クリスマス仕様でサンタ帽をかぶっている。

禿頭のおじさんがデスクに座っていると、「ふぁ~ムニャムニャ」とアクビして、よだれを垂らしながら眠りだす。タイミングよく画面をタッチして、鼻ちょうちんを「パァン!」と割ると、鼻ちょうちんの大きさに応じて得点が入る、という内容だ。

主人公は「田中よしお53歳」ブラック企業勤務

働かないおじさんは鉄人28号の夢を見る。

働かないおじさんは鉄人28号の夢を見る。

おじさんは目を覚ますとペンを持って仕事を始めるが、すぐに寝てしまうので、どんどん書類が溜まっていく。3回起こすと、おじさんの勤務時間が終了し、合計点が最終得点として表示される。

「スコア 2550シャッキリ!」
「にっぽう 眠気対策のコーヒー、効果なし」

という感じだ。また、おじさんは寝ると次々と夢を見る。スーパーマンや鉄人28号になって空を飛んだり、道路をスケボーで走り回ったりする内容で、起こされたときに見ていた夢によって得点が加算される。繰り返しプレイすると新しい夢が追加されて、高得点が出しやすくなる仕組みになっている。

アプリの説明によると、おじさんは53歳で「田中よしお」という名前がある。勤務先は「ブラック企業」となっているが、現実のブラック企業ではこんな働き方は許されないだろう。パソコンもなく紙とペンで仕事をしているので、昭和の日本企業のようである。

シンプルなゲームではあるが、意外とはまる人がいるようで、レビューサイトには「まったり自分のタイミングで楽しめました」と高く評価する書き込みもあった。ちなみに、現在のプレイヤー数は702人。編集部でも30分ほどプレイして「2967シャッキリ!」を記録し、ランキングで32位に入った。

1028ga3アプリを作成したTadaomi Kageyama氏は、ほかにも「ヅラ×おやじ」「メガネ×おやじ」など中年男性をテーマにしたゲームを制作。今年1月にはプレイヤーの社畜度を図るアプリ「社畜診断 ~あなたに潜む社畜の真実~」もリリースしている。

あわせて読みたい:若者が自立できないのは「働かないおじさん」が原因?

 
世界が認めたニッポンの居眠り 通勤電車のウトウトにも意味があった!
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