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ジーンズでの出社を8割が「あり」と回答 しかし実際に着用する人は4人に1人、「着てはいけない雰囲気」が理由

ジーンズ出社してみたいですか?

ジーンズ出社してみたいですか?

「ジーンズを穿いて出社してみたいか」の問いには、47.3%が「あてはまる」と回答。半数近くの人がジーンズ出勤に魅力を感じている。「就業時にジーンズを穿くことへの是非」を聞くと、全年代平均で75.5%が「穿いても良いと思う」と答えた。年代別でも回答率に大きな差異はなく、ジーンズ出社は受け入れられているようだ。

比較的会社の歴史が長く、就業規則が厳しい企業が多いとされる「不動産業」、「商社」、「保険会社」「証券会社・銀行」においても6割ほどが「就業時にジーンズを穿いてもいい」と回答している。「ジーンズを穿くことでの印象変化」を質問すると、「良くなる」が56.8%と半数以上だった。

「職場で上司がジーンズを穿いている場合の印象」では、「カジュアル」が48.5%で最多。「親しみやすい」(26.1%)、「クリエイティブ」(14.3%)など前向きな回答が続いた。

ジーンズを穿いて就業した経験がある人にビジネスシーンでのメリットを聞くと、「リラックスできる」が45.8%でトップ。「親近感を持ってもらえそう」(28.0%)、「自由な発想ができそう」(28.0%)などが多かった。

ジーンズが「閉塞感のある現状にもブレイクスルーをもたらしてくれる」?

これだけ好印象なジーンズだが、実際に終業時にジーンズを着用している人は24.4%と、4人に1人にとどまる。その理由は「禁止されているから」が41.7%で最も多いが、「なんとなく」(20.6%)、「着てはいけないような雰囲気があるから」(19.6%)、「取引先の目が気になるから」(7.4%)など根拠に欠ける理由で着用を控える人が多い。

リリースでは、スタイリストで服装心理カウンセラーの久野梨沙さんが、「ジーンズを穿くと親しみやすさを演出するのに最適」と述べる。ジーンズは元々作業着として開発されたため、丈夫で緊張感がなく、自然とリラックスした状態になるからだという。

過去の働き方や常識は時代とともに変わりつつあり、IT化や多様性によるイノベーションも求められている。こうした状況を受けて久野さんは、就業時のジーンズ着用について

「型にはまらないカジュアルなジーンズスタイルを取り入れることこそが、人に、職場に自由度をもたらし、閉塞感のある現状にもブレイクスルーをもたらしてくれるのではないでしょうか」

と話した。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」と出典の明記をお願いします。

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