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冬のボーナス支給率が低い業界1位「マスコミ・広告」、2位「サービス」 一方「商社」「金融」の7割は支給予定

エン・ジャパンは12月15日、冬のボーナスに関するアンケート結果を発表した。調査は今年11月にインターネットで実施し、正社員で勤務する3682人から回答を得た。

今年の冬のボーナスについて聞くと、67%が「支給予定」と回答している。企業規模ごとで見ると、100人以下で51%、101~300人で70%、300~500人で80%、501~1000人で77%、1001人以上で85%と、規模が大きくなるほど支給率が上がる傾向が見られた。

支給額は「20~49万円」が最多 企業規模が大きくなると支給額もUP?

冬のボーナス支給予定率

冬のボーナス支給予定率

業種別に支給予定を見ると、最も割合が高いのが「商社」で71%、次いで「金融・保険」(68%)、「医療・福祉・介護」(63%)、「製造業・メーカー」(61%)と続く。

一方、「マスコミ・広告・デザイン」は40%で、「サービス・飲食・人材ビジネス」(47%)、「IT・通信・インターネット」「運輸・交通・物流・倉庫」(同49%)も支給率が半数以下となっている。

冬のボーナス支給額の最多回答は「20~49万円」で51%。次いで「19万円以下」(26%)、「50~99万円」(20%)、「100万円以上」(3%)と続く。支給額も企業規模と比例して高くなる傾向が見られ、1001人以上の会社では50万円以上が35%にものぼる。

また業種別に見ると、50万円以上の回答が多かったのは「製造・メーカー」(32%)、「IT・通信・インターネット」(31%)となった。

使い道は20代「消費行動」、40代「生活費」が最多

支給額を去年と比較した場合、「変わらない」(54%)と回答した人が最も多く、「下がりそう」(20%)が「上がりそう」(15%)を上回る結果となった。「上がりそう」と回答した人に理由を聞くと、すべて僅差で「ベースアップのため」(33%)、「個人としての成果が高いため」(31%)、「企業の業績が良いため」(30%)がランクイン。

「上がりそう」と回答した人が一番多かった商社は、理由として「個人としての成果が高いため」(53%)がトップとなった。2位の「不動産・建設・設備」と3位「製造業・メーカー」が「企業の業績が良いため」(43%/48%)が最も多かった。

ボーナスの使い道を年代別に見ると、20代は1位が「貯金」(67%)で、2位の「買い物」(34%)を33ポイント上回った。他の年代と比べ「買い物」、「旅行」(16%)、「美容・健康」(6%)などの消費行動に使用する傾向がある。

40代は1位が「生活費」(47%)で、「ローンの返済」(29%)、「子どもの養育費・教育費」(20%)の回答比率も上昇している。

※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」の明記をお願いします。

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