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ストレスが高い人ほど「新選組」が好き? ストレスレベル別「好きな幕末・明治維新の偉人」ランキング

幕末や明治維新は、映画やマンガ、ドラマなどあらゆるメディアのモチーフになることが多く、その時期活躍した偉人たちも含め、日本の歴史上特に人気が高い。

2018年は明治維新150周年にあたり、メディプラス研究所は記念企画として「幕末・明治維新の偉人とストレスレベル」に関する調査を実施。12月21日に結果を発表した。

30人の幕末・明治維新の偉人から好きな人物(複数回答)や抱いているイメージをストレスレベル(高・低)で分析したところ、

「ストレスレベルの高い人ほど『新選組』が好き」

という興味深い結果が出ていた。(文:okei)

土方歳三・沖田総司が高ストレス者の2位・3位、「白虎隊」もTOP10入り

なぜかストレスが高いと佐幕派が好きな傾向に

なぜかストレスが高いと佐幕派が好きな傾向に

調査はネット上で、20~69歳の全国14万人に実施。ストレスレベルは厚生労働省の「ストレスチェック制度の健康状態項目」を基に独自加工して点数化した。

性別やストレスレベルに関わらず圧倒的に人気だったのは「坂本竜馬」だ。しかし2位以下はストレスの高・低で違う特徴が見られた。「ストレスレベル別 幕末・明治維新の偉人好意度 TOP10」と題されたランキングは以下の通りだ。

高ストレス「男性」トップ10
1位:坂本龍馬
2位:土方歳三
3位:沖田総司
4位:勝海舟
5位:西郷隆盛
6位以降は、高杉晋作、近藤勇、吉田松陰、白虎隊、伊藤博文

高ストレス「女性」トップ10
1位:坂本龍馬
2位:沖田総司
3位:土方歳三
4位:天璋院 篤姫
5位:白虎隊
6位以降は、近藤勇、西郷隆盛、吉田松陰、勝海舟、高杉晋作

高ストレス者に人気が高いのが「新選組」の志士で、トップ5に沖田総司・土方歳三がランクイン。隊長の近藤勇も男性7位、女性6位に食い込んでいる。

メディプラス研究所は、「農民出身者が武士として認められるという乱世ならではの大出世への憧れか」とプラスの側面を上げた上で、

「幕府に忠心を尽くすも、朝廷の敵というレッテルを貼られ最期を遂げる、『報われない』エピソードに自身を重ねている様子もうかがえます」

と分析している。

確かに、若者が集団自決した「白虎隊」が上位入っていることからも、志半ばで非業の死を遂げる悲劇の主人公を好む傾向がある。頑張りが報われないストレスを抱えた人たちが、シンパシーを感じるのだろうか。

低ストレス者では西郷隆盛や高杉晋作といった開国派が上位に

一方、低ストレス者のランキングは下記の通りだ。男女とも「白虎隊」や「近藤勇」は入っておらず、土方・沖田も6位以下だった。

低ストレス「男性」トップ10
1位:坂本龍馬
2位:勝海舟
3位:西郷隆盛
4位:吉田松陰
5位:高杉晋作
6位以降は、土方歳三、ジョン万次郎、沖田総司、伊藤博文、岩崎弥太郎

低ストレス「女性」トップ10
1位:坂本龍馬
2位:勝海舟
3位:吉田松陰
4位:天璋院 篤姫
5位:西郷隆盛
6位以降は、高杉晋作、土方歳三、沖田総司、ジョン万次郎、伊藤博文

低ストレス者が好きなのは、高ストレス者同様「坂本竜馬」を含め、西郷隆盛、吉田松陰などの開国派だ。高ストレス者のTOP10にはない「ジョン万次郎」が男女ともに入り、男性10位に実業家として成功した岩崎弥太郎とあるのが興味深い。

同社は「常識にとらわれない自由な発想や自身の正義を貫く姿勢、あるいは豪胆で何事も受け入れる器など、彼ら自身がストレスオフできていた印象を受けます」とコメントしている。

筆者も司馬遼太郎の小説や大河ドラマなどで、幕末や明治が舞台となる話は大好きだ。ランキングはストレスレベルと好きなキャラクター(といっていいだろう)の相関関係を分析しようとすること自体が面白かった。各ストレスレベルの好む特徴を考えると、坂本龍馬は両方が好む要素を併せ持っていることが感慨深い。

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