働く女性の転職理由2位「将来への漠然とした不安」、3位「仕事内容への不満」 20代は「残業時間の増加」も引き金に | キャリコネニュース
おかげさまで9周年 メルマガ読者数
65万人以上!

働く女性の転職理由2位「将来への漠然とした不安」、3位「仕事内容への不満」 20代は「残業時間の増加」も引き金に

エン・ジャパンは12月26日、「転職のきっかけ」をテーマにしたアンケート結果を発表した。調査は今年10~11月にインターネットで実施し、同社運営の「エンウィメンズワーク」を利用する女性404人から回答を得た。

転職を考えるきっかけを聞くと、1位「給与・待遇への不満」(59%)で、具体的には、

「昇格しても給与面で変化はほぼなく、仕事量が増えたため」(27歳)
「年功序列制で評価体制がハッキリしておらず手当も手薄なので、給与面で将来の不安を感じた」(29歳)

という声が寄せられた。

「他にやりたい仕事が見つかった」という人は1割以下

転職のきっかけは?

転職のきっかけは?

2位は「将来に対する漠然とした不安」(47%)で、派遣社員で働く42歳の女性からは

「業務内容・職場環境ともに申し分ないが、コストダウンの波が激しく、いつ派遣切りに合うかわからず不安がある」

という声も。また36歳の女性からは「子供たちが大きくなり、手がかからなくなったので自分の時間が増えてきたが、今の職場だと扶養内でしか働けないのでもっと働けるところにいきたい」という声もあがっている。

3位は「仕事内容への不満」(36%)で、「転職した会社の仕事内容が求人と異なっていた」(32歳)、「合併に伴い仕事内容が庶務的なものになり、将来的にスキルアップが見込めない」(46歳)という理由が出ている。

4位以降、「職場の雰囲気の悪化」(26%)、「人間関係の悪化」(22%)、「体調の悪化」「残業時間の増加」(16%)など労働環境に関する項目が続く。一方、「他にやりたい仕事が見つかった」(9%)、「妊娠・出産・育児」(6%)、「結婚」(5%)は1割以下となった。

年代別に見ると、20代は「仕事内容への不満」(46%)、「残業時間の増加」(30%)、「体調の悪化」(27%)という回答が他の年代と比較して高い。30代は「妊娠・出産・育児」(11%)が全年代の中で最も高かった。

キャリコネであの有名企業の「働きがい」「年収」「残業」の実態を見る

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 一流の戦略より「一流の実行力」 社員を信じて任せるダイキンの経営術
  2. 学童保育でワーママ悲鳴「貯金尽きた」「受入人数多過ぎで目が届いていない」 保育園だけじゃない預け先の悩み
  3. 落合陽一が語るAI時代の生き残り方 大事なのは「自分の収入と生み出している価値の差をしっかり把握すること」
  4. 上司に出す印鑑は「左に傾ける」のがマナー? ネットは「狂ってる」「社畜魂だな」と大批判
  5. 若新雄純氏、「30歳成人式」を提唱 「18歳で準成人、30歳で成人と段階を踏むほうが、今の社会に合っている」
  6. 「店員がマスクして接客ってあり?」に反論相次ぐ 「食品扱う職業はマスクしてほしい」「不特定多数のお客様が来るから風邪予防もある」
  7. 1人暮らしにありがちなこと 「郵便受付がいつの間にかパンパン」「冷蔵庫内の賞味期限切れが多発する」
  8. 【新型肺炎】野田洋次郎、マスク買い占めに苦言「過剰反応は備えではない」 ファンからは"買えない"報告相次ぐ
  9. コンサルタントが働きやすい企業2位デロイトトーマツ「昇給は毎年」、3位アクセンチュア「有休と別に年160時間の傷病休暇」
  10. ソニーが「アロマスティック」体験イベントを開催 「香りを持ち運ぶ」新しいライフスタイルを提案

アーカイブ