30歳の6割が「いまの年収に不満」 30代のライフプランに不安を感じている人も7割
IT企業のファーストペンギンは1月24日、30歳の男女を対象にした意識調査結果を発表した。調査は昨年12月から1月にかけてインターネットで実施し、30歳235人から回答を得た。
20代を振り返ってもらい、当時の過ごし方について聞くと「満足している」(34%)と「やや満足している」(48%)の合計が82%となった。その一方で、30代のライフプランについて尋ねると70%が不安に感じていることがわかった。
「年収・キャリア向上をしていない」人の7割は女性
自身の年収については「満足している」(11%)と「やや満足している」(28%)の合計が39%で、「満足していない」(26%)と「あまり満足していない」(34%)の合計が60%となった。現状の給料面の不満が浮き彫りとなっている、
ただ30歳の60%が年収やキャリア向上へのチャレンジをしている。「チャレンジしていない」と回答した人の71%が女性だった。男性の方がチャレンジ志向がある、と言えそうだ。
海外での仕事については、60%が「してみたい」と回答している。同社は「以前にもましてグローバル人材が求められる傾向にある昨今ですが、人々の意識も海外志向にあり、海外就労チャレンジであることがうかがえます」と分析した。
30歳による30歳のための「三十路祭り」開催
同社は2月11日、「三十路祭り」を渋谷Hikarie Hallで開催する。「30歳による30歳のためのお祭り」で、1987年度生まれのみ参加できる。
成人式から10年経った節目の年に「出会い、仕事、食、育児、お金」について考える、という趣旨で各種イベントを開催。お笑いコンビのアルコ&ピース、タレントの時東ぁみさん、音楽ユニットのサスケ、筑波大学准教授・落合陽一さんらがゲストとして出演する。