ワイドナショーで株を下げ続ける松本人志 「社会問題を語るには無理がある」という声も | キャリコネニュース
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ワイドナショーで株を下げ続ける松本人志 「社会問題を語るには無理がある」という声も

お笑い芸人としては高い評価を得ている松本人志さんだが、「ワイドナショー」(フジテレビ系)が始まってからというもの、政治や社会に関する発言にがっかりする人が相次いでいる。

政治学者の三浦瑠璃さんが2月11日、同番組で”テロリストが大阪に潜伏している”と発言し、批判が殺到した。松本さんは同日、

「オレの番組にゲストで出たタレントさんが叩かれてたりするとツライです。きっとサービス精神でいろいろ話してくれたのに。ダウンタウンの番組に出て楽しかった!って思って欲しいもんなー」

とツイートした。

津田大介氏「ワイドナショーは関係している誰一人幸せになってない感じがする」

ビートたけしや爆問太田に憧れているのか

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三浦さんの発言はあくまで「サービス精神」だったとする松本さんに対して、ネット上では「ヘイト扇動がサービス精神?」などと問題視する人も散見された。

三浦さんが被害者であるかのような書きぶりについても、「特定の属性を有する不特定多数の人々を不安に陥れるような憎悪表現を行った三浦瑠麗が批判されるのは当然」と怒りを露わにする人もいる。

またこの日の放送では、松本さんが表計算ソフト「Excel(エクセル)」を知らないことも判明。芸能やスポーツの仕事ではエクセルを使わないのかもしれないが、非常に一般的なソフトであることから、「お笑いに人生全振りしてきた人たちが社会問題を語るワイドショーをやるのは無理がある」といった声が上がっていた。

ジャーナリストの津田大介さんも同日、「ワイドナショー」の継続そのものに疑義を呈し、「視聴率もあまりふるわないみたいだし、関係している誰一人幸せになってない感じがするので、長めの報道番組に変えた方がいいんじゃないかな」とツイートしていた。

共謀罪について「冤罪も多少あるかもしれないけどいいと思う」と発言して物議

松本さんは昨年5月、同じくワイドナショーで「共謀罪」法案について、

「正直言うといいんじゃないかなと思ってるんですけどね」
「えん罪も多少あるのかもしれないけど、未然に防ぐことの方がプラスが多い気もするし」

と発言して物議を醸していた。同法案については様々な論点があったが、それらをスルーして「未然に防ぐことの方が多い気がする」と何の論拠もなく賛成する姿勢には”うかつ”ではないかという批判も多かった。

昨年12月に元横綱・日馬富士の暴行が問題となった際も、

「人を張り倒して投げ倒す世界じゃないですか。その世界で土俵以外のところで一切暴力はダメというのは無理があると思う。だったら稽古ってどうやってつけるんだろう。稽古と体罰ってすごくグレーなところで、それで強くなる力士もいる」

と発言。体罰と稽古の違いもわからないのかと呆れる声が噴出した。お笑い芸人としての習慣から他の人とは違うユニークな発言をしたいのかもしれないが、社会問題を扱うとなると幾分勝手は違ってくる。影響力も大きい今、発言には慎重になる必要があるだろう。

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