ドイツ国旗の黄色、実は金色だった! 駐日ドイツ大使館が説明、19世紀の軍服がモチーフ
国家の象徴である、国旗。日本は太陽を象徴としており、伝統色の紅白が使われている。他国の国旗にも色や柄にもさまざまな意味が込められているが、ドイツ大使館が3月9日、ツイッターでドイツ国旗の色について投稿し、ネット上で話題になっている。
「皆さんドイツ国旗の色、ご存知ですか?上から黒・赤・金(黄色ではないんですよ?!)です。170年前の今日である1848年3月9日、当時のドイツ連邦が黒・赤・金(黄色ではない)に決定しました」
「黄色」ではなく「金」と2度繰り返すところから、よく間違えられていることが垣間見える。
黒いマント、赤い肩章、金ボタンに由来 自由と統一の象徴
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現にツイッターでも「ずっと、黄色だと思ってた!」「私も初めて知りました…」という声が相次いで寄せられた。また、
「ドイツ人の方に『黄色でしょ?』と言うと『違う!金色!!』と、メッチャ真面目に言い返されます…」
という経験がある人も。自国を象徴する国旗、間違えて覚えられるのは遺憾の意だろう。「世界の国旗図鑑」によると、ドイツ国旗の黒・赤・金は、19世紀始めのナポレオン率いるフランス軍との戦いに参戦した学生義勇軍の軍服の色を取り入れたものだという。
黒いマント、赤い肩章、金ボタンに由来し、自由と統一の象徴とされている。また同時に黒・赤・黄がそれぞれ「勤勉」「情熱」「名誉」も表している。
実は、東京メトロ有楽町線のラインカラーも黄色ではなくゴールド
実際、この「黄色を金色とする」ことは、街中でもよく見られる。
「そう言えば有楽町線のラインカラーも、どう見ても黄色にしか見えないのに公式ではゴールドなんだよなあ」
「ベガルタ仙台も黄色でなく金色です。日本で初めて金が採れた県内の涌谷町にちなんでいるそうです」
中には「黄色を金色と言い張るのは ネズミ色を銀色と言い張るようなもんやで」という人もいた。しかし
「金属光沢があるか無いかというだけだから色としては違いがない」
という人もいた。また金色を黄色で表すことに違和感を覚える人に対して、「『黄色』で染めたり塗ったりしていてもみんなの心の眼で『金色』に映っていればそれでいいですよ」とコメントする人も。イマジネーションをもって国旗などに触れることも楽しみ方の一つだろう。
【今週の数字】皆さんドイツ国旗の色、ご存知ですか?上から黒・赤・金????(黄色ではないんですよ???)です。170年前の今日である1848年3月9日、当時のドイツ連邦が黒・赤・金????(黄色ではない)に決定しました。 pic.twitter.com/RWt3VYpy0C
— ドイツ大使館 (@GermanyinJapan) 2018年3月9日
ずっと、黄色だと思ってた!
金なんだ!ゴージャス!— 杉山ケツメ黎@ベロニカとアリサ最高 (@dorakuektm1997) 2018年3月10日
(黄色ではない)←大事な事なので2回!!
しかし。私も初めて知りました…金色だったんだ…( oωo )
— 503雪風???? (@kazuko19891103) 2018年3月9日
ドイツ人の方に「黄色でしょ?」と言うと「違う!金色??」と、メッチャ真面目に言い返されます…。
— pu-taro-7 (@oak427) 2018年3月9日
そう言えば有楽町線のラインカラーも、どう見ても黄色にしか見えないのに公式ではゴールドなんだよなあ。
— 小杉@迷探偵 (@kazu36) 2018年3月11日
ベガルタ仙台も黄色でなく金色です。日本で初めて金が採れた県内の涌谷町にちなんでいるそうです。
— mrTangent (@mrTangentHT) 2018年3月13日
ドイツ大使館さん
よく聞いてね
黄色を金色と言い張るのは
ネズミ色を銀色と言い張るようなもんやで— スティーブ・ジョブお (@13_9_billion_yr) 2018年3月9日
偉そうにいってるけどただ金属光沢があるか無いかというだけだから色としては違いがないんだよなあ。人様の国の大使館に喧嘩売るんだったら、もっとしっかり勉強せい。
— ブランク大佐 (@blank1805) 2018年3月9日
西洋紋章では「黄色」で表現した部分を断固として「金色」と言い張るので(逆に言うと紋章では「黄色」は表現できない)、「黄色」で染めたり塗ったりしていてもみんなの心の眼で「金色」に映っていればそれでいいですよ。
— 鮎麻呂 (@aymro) 2018年3月10日