東京都「花粉マップ」で皇居周辺だけ濃度が低い謎 一体なぜ?管轄部署に聞いてみた | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

東京都「花粉マップ」で皇居周辺だけ濃度が低い謎 一体なぜ?管轄部署に聞いてみた

東京都の「とうきょう花粉ネット」がにわかに注目を集めている。都内各所のスギやヒノキの花粉濃度データを1時間ごとに掲載しているものだが、3月15日の朝8時の濃度具合を見ると、都内全域で軒並み高濃度の花粉が計測されている一方、皇居周辺だけは花粉の濃度が低くなっているのだ。

マップに気づいた人からは「なんで?どういう仕組なの?」「皇居は何かに守られている」など不思議がる声が出ていたが、実際にどういった理由があるのだろうか。東京都の健康危機管理情報課の担当者に取材したところ、意外な答えが返ってきた。

「はっきりした理由はわからないが、単純に計測機器の誤差ではないか」

午後のデータでは小平市周辺を除きすべての地域で高濃度の花粉検出

「とうきょう花粉ネット」より

「とうきょう花粉ネット」より

花粉マップは、都内10箇所に設置した計測器のデータを元に作られている。皇居周辺では、千代田区神田錦町3丁目のビルに機器がある。計測は、機器が吸い込んだ空気にレーザーを当て、反応する粒子を数える方法で行っているが、

「計測システムは誤差が大きい。霧が発生した場合は霧も、花粉と同じくらいの大きさの粒子があれば、花粉でなくてもカウントしてしまう」

という。このため、今回ネットで話題になった現象も、皇居周辺が少ないというわけではなく、一時的な計測の誤差なのではないか、という見方を示した。

例年、千代田区の花粉飛散量が少ないという傾向もなく、「皇居の植物環境が花粉の濃度低下に影響している可能性もないと思う」と答えていた。担当者の発言を裏付けるように、13時のデータでは花粉が少なかった千代田区周辺は、14時のデータでは他と同様、真っ赤に染まっている。

「とうきょう花粉ネット」より

「とうきょう花粉ネット」より

ネットでは「花粉症になったら皇居周辺に行けばいいのか」という反応もあったが、どうやらそうではなさそうだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「ゆとり教育=大失敗」は本当か? 白熱する議論、「学力の二極化」と「環境ガチャ」の先にあるもの
  2. カレーが食べたくなる瞬間「カレーを思い出したとき」「どこからともなく香りがしたとき」―「いつでも食べたい」も2割
  3. 途上国支援に走る若者を、大阪の中小企業経営者が一喝 「社会貢献? きれいごと言ってたらあかんのよ」
  4. 国立病院の「月154時間の残業で過労自殺」、国の審査会が認定 労基署の「残業は自己研鑽だった」の判断覆す
  5. 「CMは偏差値40の人にも理解できるようにする」 はあちゅうが電通の先輩に言われた言葉が物議 
  6. 新幹線の自由席、待機列の順番「譲って」は非常識?問いかけに批判相次ぐ「指定席を取れなかったのは自己責任」
  7. 橋下徹・前大阪市長が「保活」問題について自論展開 「保育所を義務教育化して無料にすることは出来る」
  8. "携帯ショップ"の存在はもはや時代遅れ? 茂木健一郎「社会的リソースの無駄。存在意義はゼロ以下」
  9. 今年の忘年会の出し物は「ピコ太郎」で決定? やらされる方としては「1分で終わるから余裕」という声も
  10. 氷河期世代を冷遇しておいて「技術力ある即戦力」なんて虫が良すぎる! 「おじいちゃんと新卒だけ」の日本企業

アーカイブ