「飲み会をあえて途中参加にするメリット」がせこすぎる! 「歓迎ムードを味わえる」「会計が安くなるかも」
年度末の締めや人事異動による歓送迎など、これから飲み会が増える時期だ。ただですら仕事に費やす時間が長いのに、酒席に行くとなると最低でも2~3時間は拘束されるのでストレスを感じる人は多い。
中には、途中参加で乗り切ろうとする人もいる。オープン2ちゃんねるには2月中旬、「飲み会を途中参加するメリット」というスレッドが立った。
「最初の雰囲気作りを人に任せられるので気楽」「待たずに料理が食べられる」
スレ主は遅刻での参加のメリットとして、以下の5点を挙げている。
1:参加者の注目を浴びれられる。歓迎ムードを味わえるのが快感。
2:ほぼ指定された席に座れる。席が決まらずウロウロすることもない。
3:会計時、遅れたから少なめでOKな時もある。安くなればラッキー。
4:最初の雰囲気作りを人に任せられるので気楽。
5:待たずに料理が食べられる。冷めている場合は仕方ないと割り切る。
飲み会では、上司や先輩の注文を聞いたり、お酌をしたり、時には場を盛り上げるために一発芸を披露したりしなければならないケースがある。こうした面倒を回避できるので、「メリットだらけや!あえてわざと遅れてすまんな!」とスレ主は書いている。
おそらくスレ主は酒席そのものは好きだが、そうした「配慮」が嫌な人物なのだろう。気持ちはわからなくもないが、面倒なことは周りに押し付けて自分だけおいしい思いをしようとするずるさが感じられる。
途中参加する人が何人もいたら飲み会そのものが成立しなくなる可能性
これに対してスレッドでは「なるほど勉強になる」と賛同する声もあったが、ツッコミも出ていた。途中参加はかえって負担だ、という人もいる。
「周りの出来上がったテンションと温度差がありすぎて居づらいなんや」
これには納得だ。お酒も入って、特定の話題で盛り上がっているところに入って行くのは気まずい。しかし、スレ主は「ワイみたいに上手く話せない人にとっては助かる。ついていけなくても『途中参加だからしょうがないね』って空気になるし」と反論。テンションの差を気にしなければ問題ない、という考えのようだ。
また、「ワイは用事あるから途中退席派やな。楽しければずっといるという選択肢もある」という意見も出ていた。だが同僚との飲み会ならともかく、上司や先輩が相手だと抜け出しにくい気がする。スレ主は、「ワイはヘタレやからそこまでできんわ」と返した。
しかし、かなり前に参加を表明した飲み会の場合、スレ主が挙げた理由で遅刻するのはいかがなものだろうか。もしコースでなくアラカルトだった場合、幹事は費用負担をどうするか考えなければならない。
それに、途中参加する人ばかりになれば、もはや飲み会そのものが成立しなくなってしまう。スレ主も一応、「ちなみにこれ会社の飲み会で多用するとバレるから1、2回で控えるとええで!」と書いていた。飲み会は嫌だと思う気持ちはわかるが、一緒に仕事をする相手への配慮は必要だろう。