新社会人「30歳で600万円貯めたい」でも初年度の平均貯蓄額は約46万円、実現は困難? | キャリコネニュース
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新社会人「30歳で600万円貯めたい」でも初年度の平均貯蓄額は約46万円、実現は困難?

ソニー生命保険は4月17日、新社会人500人と2年目社会人500人を対象に実施した意識調査の結果を発表した。

この春から働き始めた社会人に初任給の使いみちを聞くと、「貯蓄に回す」が54.6%で最も多く、2番目は「生活費(食費など)に充てる」(38.8%)、3番目は「親への贈り物を買う」(36.2%)だった。

さらに「自分にちょっと良い物を買う」(29.2%)、「親をご馳走につれていく」(25.6%)が続いた。貯金や生活費などの堅実な使い方が目立つほか、親孝行したいと考えている新社会人も多い。

「貯蓄目標は1000万円以上」大きく掲げる新社会人が約2割

初任給の使いみちは?

初任給の使いみちは?

2年目社員の初任給の使い道は、新社会人と同様「貯蓄に回す」(42%)が最多。2番目は「生活費(食費など)に充てる」(38.6%)、3番目は「自分にちょっと良い物を買う」(29.6%)だった。「親への贈り物を買う」は24.6%に留まっている。

30歳での目標貯金額は、「1000万円以上」が23.4%で最も多かった。次いで「500万円台」が17.4%で、平均額は602万円。22歳で就職したとすると、30歳で1000万円貯めるためには毎年125万円の貯蓄が必要になるが、2年目社会人が1年目で貯めた平均額は46万2592円だった。いずれにしてもかなり難しい目標といえそうだ。

結婚したい年齢は男性で平均約31歳、女性で約29歳

将来設計について聞くと、結婚をしたい年齢の平均は30.1歳だった。「出産」は32歳、「マイカー購入」は31.2歳、「マイホーム購入」は36.9歳となっている。

男女別にみると、「結婚」は男性31.2歳、女性29.1歳、「出産」は男性33.2歳、女性30.8歳となっている。女性の方が早いうちに結婚や出産をしたいと思っているようだ。

「良い会社(職場)」だと感じるのは、どのような会社(職場)か聞いたところ、「職場の人間関係が良い」が最も多く58.3%、次いで、「福利厚生が充実している」が51.9%、「給与が高い」が41.7%だった。

2年目社会人に30歳時点の具体的な目標年収を聞くと、「300万円台」(24.8%)や「400万円台」(19.2%)、「500万円台」(20.8%)に多くの回答が集まった。平均額は441万円だった。

男女別に見ると、男性では「500万円台」(26%)、女性は「300万円台」(30.8%)が最も多かった。

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