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「パワハラを受けたことある」2人に1人 許容できる残業時間は「最高40時間」が最多、連合が調査

日本労働組合総連合(連合)は5月23日、「働き方に関するホンネアンケート」の結果を発表した。調査は、ニコニコ超会議2018の連合ブースに訪れた10代から60代の男女871人が回答した。

ひと月あたりの残業時間はどのくらいまで我慢できるか尋ねたところ、最も多かったのは、「11~40時間」(37%)だった。2位は「1~10時間」で33.3%。「41~80時間」は11.7%で、「0時間」は8.5%だった。

給料や雇用形態が原因であきらめていること1位「自分の老後」

画像はプレスリリースより(単位は人)

画像はプレスリリースより(単位は人)

仕事でのハラスメント経験を聞くと、50.2%が「パワハラを受けた」と回答。2位の「お客様・取引先などからの暴言等」(31.4%)に大きな差を付けた。4位は「セクハラ」で13.3%。「受けたことはない」は、30.2%で3位だった。

職場での困り事を相談できる相手は、1位は同僚で39.6%、2位は恋人・友人で33.6%だった。一方、相談できる相手がいないと回答した人は19.1%と約2割に上った。相談先に労働組合を挙げる人はわずか5%だった。

「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」を複数回答で聞くと、1位は「自分の老後」(39.1%)だった。2位は「クビ切り・雇止め」で24.5%、3位は「結婚」で21.9%、4位は「医療・介護」で17%となった。「不安はない・給料に満足」という人は16.6%だった。

今回の調査では、回答者の6割以上は正規雇用で、年齢も10代から30代の若年層が約8割を占めている。にも関わらず、「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」の1位が「自分の老後」だったのは、若い世代が将来について漠然とした不安を持っている証拠だろう。連合は調査を受け、

「今後とも、日常的に労働組合と接点のない人たちをはじめ、すべての働く人たちに向けて、こうしたイベント等を通じて、『働くことを軸とする安心社会』を構築することの大切さを訴えていきたい」

とコメントしている。

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