夫の年収が500万円以下の女性、7割以上が不満 1500万円以上でも約3割は「給料が低い」
リスクモンスターは5月25日、「離婚したくなる亭主の仕事」調査の結果を発表した。調査は20~49歳の既婚女性600人を対象に行われた。
夫の仕事に不満を抱いている女性の割合は、全体で49%にも上ることがわかった。年代別では20代で53.5%、30代で52%、40代で41.5%となっている。年代が上がるにつれて、諦めて受け入れていくのだろうか。
夫の年収「1500万円以上」でも半数が不満
夫の年収が低い方が不満を抱く女性の割合も高くなる。「300万円未満」で52%、「300~400万円未満」で62.3%、「400~500万円未満」で55.2%、「500~600万円未満」で53.8%となっており、600万円未満では半数の女性が不満に思っているようだ。ただし「1500万円以上」でも50%もの人が「不満がある」と答えている。
夫の仕事のどのような点が不満なのかを聞くと「給料が低い」が68.7%で圧倒的に多く、「残業が多い」が48.3%、「休みが少ない」が26.5%だった。
給料が低くて不満という回答は、夫の年収が「300万円未満」の人では71.8%、「300~400万円」で85.9%、「400~500万円」でも72.5%に達する。また「1500万円」以上でも33.3%の人が給与が不満だと答えている。
夫の仕事への不満から離婚を考えている女性は全体の12%だった。特に「1500万円以上」では33.3%と3割以上に上る。他の年収では8~15%前後となっており、夫の年収に関係なく1割程は離婚したいようだ。
夫の仕事が原因で離婚したいという割合を業種別に見ると、農業が40%で最も多く、次いで鉱業が25%だった。仕事が大変で将来性が不透明なこの2業種に対しては、不安を感じている女性が多いのだろう。他にも情報通信業で20%となっている。
夫の仕事や給与水準は結婚する前からわかっているもの。不満を抱かないような仕事の相手と結婚したいものだ。