【現役JKの実態】「カーストトップJK」は勉強が最優先 ツイッターに毎日投稿しているのは趣味を優先する「マイ・ウェイJK」
トレンダーズが運営する「TT総研」は7月30日、「現役JKクラスタ分析」のレポート結果を発表した。
調査は今年5月に実施し、15~18歳で高校生の女性315人を対象に、今どき女子高生の交友関係、他者意識、価値観などについて調査。クラスタを分析し、
「カーストトップJK」
「仲間ファーストJK」
「ソフトクレバーJK」
「等身大ゆるふわJK」
「隠れパッショニスタJK」
「マイウェイJK」
の6つに分類した。
「等身大ゆるふわ」は「全体的に質問に対する回答が曖昧な傾向」
「カーストトップJK」は、スクールカースト上位にいる発信力と意識高めな女子高生。友達の数や異性の交際経験が多く、全クラスタ内で唯一、ユーチューブに投稿している。最も優先しているのは「勉強」で、放課後を学校外での時間にあてるためか、部活は帰宅部がやや多め。割合は全体の3.5%に留まっている。
「仲間ファーストJK」(16.2%)は、仲間がなにより大事で青春を謳歌するアクティブ女子高生。同性の友達は多いが、異性の友達は平均的で交際経験も少なめ。憧れは「ルックスが良くてオシャレな同性」。インスタグラムの投稿が全クラスタ中トップで、部活動はダンス部の所属比率が他クラスタと比べて高い。
「ソフトクレバーJK」(24.1%)は優等生タイプの女子高生。SNS投稿は頻繁にしない「見る専」で、友達の人数は平均的、交際経験は0~1人。「ルックスがいい同性」への憧れは全クラスタ中トップで、通っている学校の偏差値は他に比べて高い。優先しているのは「勉強」または「友人」となっている。
「等身大ゆるふわJK」(23.2%)は今を楽しむほんわか女子高生で、友達の数は平均的だが、異性の友達は比較的多い。目立ちたいわけではないが、校内の友達を増やしたいという考えもあり、おもしろい同性に憧れを抱く。半数以上がツイッターやインスタグラムを毎日閲覧している。全体的に質問に対する回答が曖昧な傾向がある。
「隠れパッショニスタ」は「周りの目を気にするネット好き」
「隠れパッショニスタJK」(16.5%)は、周りの目を気にしがちで「目立ちたい」と「悪目立ちしたくない」が混在している。ネット好きでユーチューブを毎日閲覧する割合は最多、スマホ利用時間は3~5時間と長め。交際経験はほぼない。部活は吹奏楽部など文化部が多く、「勉強」を優先するが「趣味」「部活」の優先度も他より高い。
「マイウェイJK」(16.5%)は自分の世界を大事にするマイペース女子高生。SNS利用率は低いが、毎日ツイッター投稿している割合はトップ。スマホ利用時間はかなり長く、友達の数は少なめ。おもしろくて友達が多い同性に憧れを持つ一方、「憧れる同性はいない」がトップ。目立ちたい意識は全くなく、「趣味」が最優先。
SNS閲覧状況見ると、ツイッターは各クラスタ7割以上が「週に1回以上」と回答している。匿名性が高く、目的や趣味嗜好にあわせて使えるため、調査元は「どのクラスタにとっても自分らしく利用できるSNSなのかもしれません」とコメントしている。
一方、インスタグラムを週1以上閲覧しているのは「カーストトップJK」「仲間ファーストJK」で8割を超えているが、「隠れパッショニスタJK」で44.2%、「マイウェイJK」で34.6%となった。調査元じゃ「カーストトップJK」「仲間ファーストJK」は「かなりのSNSアクティブJK」としている。