女性が仕事で感じているストレス1位「給料と仕事量が見合わない」、2位「上司との人間関係」
エン・ジャパンは8月10日、「ストレス」に関するアンケート結果を発表した。調査は今年6月に実施し、「エン派遣」利用ユーザーで20~40代の女性1342人から回答を得た。
仕事に関するストレスをどのくらい感じるかを聞くと、「かなり強く感じる」(28%)、「強く感じる」(53%)の合計が81%となった。一方「ほぼ感じない」(2%)、「あまり感じない」(18%)は2割に留まっている。
「上司は若い子には楽な仕事を任せる」「後輩のやる気がない」
仕事に関するストレスの中で、特に感じることを聞くと1位は「お給料が仕事内容・仕事量に見合わない」(42%)となった。具体的には、次のような声が寄せられた。
「事務作業に加えて商品出荷も任されることになったが給料が変わらない」(28歳)
「仕事をこなせばこなすほど、賃金は上がらず期待だけが高くなった」(30歳)
「英会話力必須の仕事で責任も求められるのに平均よりも給料が安い」(34歳)
2位は「上司との人間関係」(34%)で、
「上司のセクハラやパワハラ」(32歳)
「年齢や好みのタイプで任せる仕事を決めること。若い子には楽な仕事を任せるような上司に対してストレスを感じる」(43歳)
といった声が出ていた。また3位は「同僚・後輩との関係」(32%)で、「後輩のヤル気のなさ。ノルマがないから、達成感がない」(28歳)、「仕事中で忙しいのにおしゃべりばかりしてくる先輩にストレス」(35歳)などの声が寄せられた。人間関係をストレスに感じる人は少なくないようだ。
4位以降、「仕事量が多い」(21%)、「仕事内容が合わない」「通勤時間が長い」(同16%)、「社風が合わない」(14%)、「残業が多い」(10%)、「上司からの評価」「目標・ミッションが高い」(同8%)と仕事内容や職場環境に関するものが続いた。
その一方で「仕事量が少ない・物足りない」(8%)という人も1割程度、また「顧客との関係」(7%)、「同僚・後輩からの評価や評判」(5%)といった人もいた。