「話が短い」「期日を守る」仕事ができる人の特徴、社会人として当たり前のことだらけ説 有能人材になるためのハードルは案外低い?
5ちゃんねるでは先日「仕事ができる人の特徴」というスレッドが立っていた。スレ主は「有能な人って例えばどんな人?」と興味津々。早速、スレッドに書き込まれている、できる人材の条件についていくつか引用してみたい。
「話が短い」「期日を守る」「やっぱコミュ力だなぁ」
「断れる所は断れる人かな」「無断で休まない」
正直、ぱっと目を引くものがあった訳ではない。でも、もしかして、本当にまさかとは思うけど、わざわざそんな当たり前のことを挙げているってことは、よもやこれらが出来る人って社会にはそうそういないということだろうか。この程度のことができるだけで有能扱いされるなんてこと、あるんだろうか。
部下のいない個人事業主としては理解できないところではあるが、考えてみれば僕がまだ普通の会社員だった頃、やたら声がでかくてマトモなことしか言わない主任が、何故か周囲からかなり評価されていた。あれがいわゆる、今回挙がったような視点での”できる人”だったということか。コミュ力もある方だったけど、ジョークは壊滅的につまらなくて僕は笑えなかった。
ちなみにこの主任、後にアルバイトに手を出してしまう。役職者がそんなことをしたら普通は左遷か、悪くすればクビという社風だったものの、彼の場合はお咎めなし。「仕事ができる」という評価を得ていたからだ。
世間が言う仕事のできる人って、当たり前のことをキチンとやって、適度なジョークで周囲を和ませることなのかもしれない。有能な人になるハードルが低くないかと思う一方で、当たり前のことを常に一定レベルでこなす難しさを考えると、やっぱりそれなりの努力と心がけは必要なんだろうな。
仕事の出来る社会人になりたければ、当たり前のことをこつこつと、が最短ルートらしい。