日本ボクシング連盟、理事が総辞任へ「今般の諸々の不祥事に鑑み、日本連盟の理事は全て辞任することを話しあっておりました」
日本ボクシング連盟は8月22日、公式サイトで理事の総辞任を発表した。副会長、常務理事、理事ら合わせて30人ほど、全員が辞任する。不祥事に対応するため、全ての理事を入れ替え、体制の刷新を図る。
同連盟では今月8日、山根明氏(78)が終身会長を辞任している。補助金の流用や暴力団元幹部との交際が明らかになったためだ。
9月8日に臨時総会を開催 新しい理事を選任
連盟は公式サイトに「理事総辞任の件」という文書を掲載。理事全員の辞任を報告した。
「今般の諸々の不祥事に鑑み、日本連盟の理事は全て辞任することを話しあっておりましたが、今日現在すべての理事について、辞任届の書面を受領するか、ファックスその他の方法により辞任の意思を確認しましたので、このことをお伝えします」
9月8日には新しい理事を選任するため、臨時総会を開催する。日程は、「早期が望ましいこと並びに9月の公認コーチ講習会及び10月の国体の日程のことも考慮し、日本ボクシングを再興する会とも日程調整の上」で決めたという。