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【地震】メーカー別、停電・断水時のトイレの流し方 パナソニック・リクシル・TOTO各社の排水方法

停電・断水時のトイレの流し方は?

停電・断水時のトイレの流し方は?

パナソニック公式サイトでは、停電時の対策として「停電用ハンドルを回して排水する」という方法が提示されている。まずは電源プラグをコンセントから抜き、便器右側のサイドカバーを外す。

次いで、停電用ハンドルを時計回りに回し、内部で排水しているターントラップを下に向ける。破損の恐れがあるため回しすぎないことが重要だ。これで完全に排水出来ない場合は、ターントラップを下に向けた状態で、バケツで水を入れ、排水させる。ハンドルを元の位置に戻すと、ターントラップが戻る。

停電・断水時は「水を注いで排水」ことになる。まずバケツに5リットルの水を用意する。少しずつ水を注ぎ、汚物を排水口に集め、残っている水を排水口に一気に注ぐ。流れきらない場合はさらに同量の水を用意して排水する。

停電・断水時ともに最後に下水管からの有毒ガス、悪臭などを防ぐため、便器に約3リットルの水を注ぐ。万が一、水を貯められない場合は、幅15~20センチのビニール袋に水を入れて、排水口を塞ぐ。

リクシル製品 うまく流れないときは、再度短時間に一気に水を流す

またリクシル公式サイトによると、停電時はリモコンで便器内洗浄が行えないため、洗浄ハンドルを約90度回し、水を流す。汚物が排水口に集まったらさらに約90度回し、排出。汚物が流れたらハンドルを約90度戻し、水が溜まったら元の位置に戻す。

断水時はバケツ1杯(5~6リットル)の水を一気に流し込んで排出する。うまく流れないときは、再度短時間に一気に水を流す。最後に通常時同様、3~4リットルの水をためる、とある。

TOTO公式サイトでは、停電時でも同社「ネオレスト」など手動レバーのある製品であれば24時間、約20回の手動便器洗浄が可能とある。停電が2日以上継続すると、乾電池を使用し137回以上洗浄できる。また便器に「便器洗浄つまみ」があるタイプはつまみを操作することで洗浄可能だ。

一方、上記にあてはまらない場合は、停電のみでも「断水時のトイレ使用」と同様、バケツ等による水の流し込みを提示している。同社広報担当は洗浄不良や詰まりの原因になるため「タンクへ直接水を入ることは避けてください」としている。

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