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TOTO「定時退社の人が多い」「労働時間の短縮を徹底」 ガラス・土石製品業界の残業が少ない会社ランキング

企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は10月24日、「ガラス・土石製品業界の残業が少ない企業ランキング」を発表した。

「キャリコネ」のユーザーが投稿したデータをもとに、ガラス・土石製品業界に属する企業を残業時間が短い順にランキング化した。トップ5入りした企業に寄せられた口コミもあわせて紹介する。

1位は眼鏡レンズやコンタクトのHOYA「サービス残業はなし」「法令遵守」

ガラス・土石製品業界の残業が少ない会社ランキング

ガラス・土石製品業界の残業が少ない会社ランキング

1位:HOYA(残業20.2時間/月)

「現在は出退勤時刻のチェックが相当厳しくなっており、サービス残業すると注意、処罰の対象にもなり得る。一部上場ということもあり、これらについてはかなり厳しく指導されている」
(店長/30代後半男性/年収580万円/2015年度)

「昨今の経費節減から残業削減指示が出ていますので、残業は多くありませんが、やったぶんはきちんと出ます。また、この会社は法律を順守するため残業や休日出勤に関してブラックなことはしません」
(電気・電子回路設計/40代後半男性/年収550万円/2015年度)

2位:AGC(旧:旭硝子)(残業26.0時間/月)

「ある程度の裁量はあるため、残業時間も基本的にコントロールが可能。無駄な残業をさせる文化ではなく、組合への申し入れの基準も年々厳格化されているため、理不尽に残業が発生したり、サービス残業を強要されたりすることはほとんどない」
(人事/20代後半男性/年収650万円/2012年度)

「今いる職場は残業が少なく定時がほとんどで、サービス残業はない。三交代勤務だと誰かが休むとそのぶんを補うため4時間残業になる。残業代はしっかり出るため満足している」
(技術関連職/20代後半男性/年収500万円/2016年度)

3位:TOTO(残業29.6時間/月)

「残業は厳しく管理されており、残業ゼロに取り組んでいるので帰りやすい。また定時退社の人も多い」
(代理店営業/30代前半女性/年収500万円/2017年度)

「ノー残業デーやパソコンの強制シャットダウンなど労働時間の短縮は割と徹底されていた。ただこれは支社や部署によって大きく違う」
(代理店営業/20代後半男性/年収450万円/2016年度)

宇部興産「残業は少なかった。休日出勤しても代休が申請できる」

4位:宇部興産(残業30.0時間/月)

「残業は少なかったです。部署にもよりますが、本社勤務では定時帰宅が多いと思われます。工場や研究所は残業が多いと聞きますが、ブラック企業ということは全くないと思います。休日出勤した場合でもきちんと代休が申請できますし、ワークライフバランスなどに関する雰囲気も10年前とくらべてだいぶ良くなってきていると思います。個人的にはいい会社だと思っています」
(研究開発/40代前半男性/年収1000万円/2016年度)

「残業は部署により差がある。とはいえ、忙しい部署でも22時前には帰れるから比較的恵まれていると思う。さすがに大きなトラブルがあるとそれ以降になる可能性もあるが、残業申請はしっかりやってくれる。休日出勤はなく、あったとしても代休を取るように上司からちゃんと指示される良い会社です」
(プラント施工管理/20代後半男性/年収500万円/2014年度)

5位:LIXIL(残業34.7時間/月)

「ショールーム勤務です。残業は比較的少ないですが、ほぼ定時で上がる方もいますし人それぞれです。新人、新人教育をしている期間は残業は少し多いです。有休消化率は良いです
(その他職種/30代前半女性/年収370万円/2016年度)

「部署によるかもしれませんが、残業は少ないと思います。ワークライフバランスを取りやすい会社だと思います。残業時間や休日出勤で稼ごうとする人には向いていないと思いますが、ゆとりある生活をしたい人にはもってこいだと思います」
(社内SE/30代後半男性/年収800万円/2016年度)

調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「ガラス」「セメント」「住設機器・建材・リフォーム(衛生陶器)」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月1日~2018年3月31日。

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