「技能実習生制度は先進国の恥」箕輪厚介が苦言「外国人の気持ちを利用し搾取している」
箕輪さんは、現行の制度の早急な見直しを求める。
「ビジネスモデルとして破綻しているのに、『真っ当な給料を日本人に払ったら会社として成り立たない』って言う経営者が、『日本で働きたい』っていう外国人の気持ちを利用して不当な労働環境に置いてるってこと。一刻も早く是正されるべき」
さらに、「本当に恥だと思います。こんなことを先進国でやってニュースになるってことは」と、現状に辟易する様子を見せた。
ただ、日本の深刻な人手不足は今後も続くと見られる。司会のふかわりょうさんから「足りない労働力はどう補ったら良いでしょう?」と質問されると、箕輪さんは、テクノロジーを駆使すれば乗り越えることができると提案した。
「労働力がないってことを、しかも移民っていうのが日本の性質上なかなか馴染まないってところを逆手に取って、AIとか機械でそれを補うってことを、率先して世界をリードしていく」
日本は移民を受け入れることに抵抗があるからこそ、外国人労働者に頼らない戦略を展開できるという考えだ。
「そうすると、世界各国が労働不足になった時に、日本がその技術を輸出できるので、ピンチをチャンスと捉えて、ドンドン発展させるべきだと思います」
今の人手不足問題を解消できれば、将来的には大きなビジネスチャンスを掴むこともできる。結局のところ、現状をチャンスと捉えられるかどうかにかかっているのかもしれない。