「”高輪ゲートウェイ”駅名撤回して」ネット署名運動始まる 「とにかく”この駅名だけはない”と思う方に賛同してほしい」
JR東日本は新駅が開業する地域は古来より街道が通じて賑わっており、明治時代には国鉄が開通した由緒あるエリアだとしている。今後は国際交流拠点の形成を目指し、「新しい駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう選定しました」と説明している。
「Change.org」で能町さんは、「特に根拠もなく外来語をくっつけたネーミングセンスはもう時代遅れである」と批判し、ネットアンケートの調査結果から「名前を変えた方がいい」と感じている人が多いことを指摘。
今回の駅名は一般公募から選ばれたが、応募数が最も多かった「高輪」、2位「芝浦」、3位「芝浜」ではなく130位の「高輪ゲートウェイ」が採用された。これについても、
「東京の幹線である山手線にはシンプルな駅名が似合います」
「上位3案のどれかがいいと私は思いますが、どれを選ぶべきかまでは明言しません」
とした上で、「とにかく『高輪ゲートウェイ』だけは『ない』、そう思う方に賛同していただきたいです」とコメントした。14時25分現在、キャンペーン開始1時間で200人以上が賛同している。
駅名について、ツイッターでタレントの松尾貴史さんは「恥ずかしいなぁ。ださださのおっさん発想。英語圏に媚びているのか、コンプレックスからなのか」、劇作家の鴻上尚史さんも、
「『高輪ゲートウェイ』という名前はコンセプトだけで、人情として口にしない言葉です。インテリは感情をバカにしてこういう失敗をします」
と批判的なコメントしていた。
高輪ゲートウェイだって……恥ずかしいなぁ。ださださのおっさん発想。英語圏に媚びているのか、コンプレックスからなのか。
130位はいいけど、会議で発言力のある人に押し切られた感。Takanawa getaway.
— 松尾 貴史 (@Kitsch_Matsuo) 2018年12月4日
僕は劇作家ですから、人間が口にする言葉を考えます。どんなにいいコンセプトでも「人間が言うか?」という基準です。名台詞はコンセプトと感情が一致した言葉です。「高輪ゲートウェイ」という名前はコンセプトだけで、人情として口にしない言葉です。インテリは感情をバカにしてこういう失敗をします
— 鴻上尚史 (@KOKAMIShoji) 2018年12月6日