京都市内の小学校「電話は19時終了」で残業は減る? 教職員組合は「根本的な解決にはならない」と苦い顔 | キャリコネニュース - Page 2
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京都市内の小学校「電話は19時終了」で残業は減る? 教職員組合は「根本的な解決にはならない」と苦い顔

男性によると、これまで夜にかかってきていた電話は「子供が学校でトラブルになった」、「子供の言っていることがよくわからない」など、保護者がその日のうちに解決したがっている内容が中心だった。一部には「何時でもかけていいと思っている親御さんや、度を越しているケースもあった」というが、そもそも電話が来る頻度も低く、業務を圧迫しているわけでもなかったようだ。

そのため、電話応対の時間を19時にしても、長時間労働解消に大きな影響があるとは考えにくいと指摘する。

「仕事を減らすか人を新たに増やすかでなければ、抜本的な解決にならないと思います。部活だって、親御さんはやって当然だと思っているけれど、ボランティアのようなものですから。一人の先生にかかる仕事の負担が大き過ぎるのが問題です」

19時以降は電話がつながらないとは言え、緊急時の対応は出来るようになっている。また、教員が児童の家庭と緊急に連絡を取る必要が出た時には、「時間を越えていても電話をしますし、必要なら家庭を訪問することもあります」と話していた。

同様の取り組みは4月以降、市内の中学校、小・中学校、総合支援学校でも行われる予定だ。

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